更新日:2022年6月28日
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加納家は、将軍吉宗が鷹狩りを再開するにあたって伊勢(三重県)から召し出された牧戸甚内を祖としています。牧戸家は、伊勢松阪で3代にわたって紀州藩の鷹狩りの御用をつとめていました。綱差は、獲物となる烏を確保して、職狩りの際に役立てるの役目です。甚内は、加納の姓を賜り、西小松川への常住を命じられています。寛保3年(1743)12月30日、79歳で没し、法名を「一衆院載誉浄運唯方居士」と号し、仲台院に葬られました。その後も鷹狩りが廃止されるまで綱差を継いでいました。
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