更新日:2022年6月28日
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江戸五色不動のひとつ目黄不動の名で知られています。もとは本所表町(墨田区)にあった東栄寺の本尊でした。五色不動として知られているのは、目黒区瀧泉寺の目黒不動尊、豊島区高田の金乗院(もと関口駒井町の新長谷寺)の目白不動尊、本駒込南谷寺(もと駒込動坂の目赤不動堂)の目赤不動尊、世田谷区太子堂の教学院(もと青山南町)の目青不動尊、最勝寺の目黄不動尊、あるいは台東区三ノ輪の永久寺の目黄不動尊です。
この不動明王坐像は、像高127センチメートルの大きなもので、二童子をしたがえた三尊形式です。明治初年に東栄寺から同町内の最勝寺に移され、大正11年(1913)に最勝寺とともに現在地に移されました。
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