更新日:2022年6月28日
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総高147センチメートル。寛文7年(1667)の年紀をもつ石造地蔵菩薩立像で、区内では古いもののひとつです。本体正面に「于寛文七丁未年 逆修、奉成立念仏講為結衆男女八十人菩提也」と刻まれており、江戸時代初期に、ここに念仏講が組織されていたことがわかります。台座には講員と思われる人びとの名前も刻まれています。
安養寺飛び墓地の会館(地蔵堂)側面の木造の小祠内にまつられていますが、1978年の会館改築以前は、会館の中にまつられていたそうです。安養寺の念仏講(江戸川区登録有形民俗文化財・風俗慣習)は、現在もその習俗を伝えています。
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