更新日:2022年6月28日
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旧下鎌田村字宮下地区の6軒によって構成される念仏講で、毎月1日と15日と25日の3回、豊田神社社務所に集まって念仏を唱え、歓談します。かつては、ヤド(講員の家)を順番にまわっていました。1日が観音講、25日が不動講、15日が月なみ念仏です。ことに月なみ念仏でおこなわれる「六字詰」念仏は独特の節まわしで「南無阿弥陀仏」を繰り返し唱えるもので、全体としても古い形態をよく継承しています。また、月なみ念仏では、百万遍もおこなわれます。
宝暦4年(1754)の「念仏講中」と刻まれた伏せ鉦、寛政4年(1792)の「下鎌田村」と刻まれた伏せ鉦を伝承しています。
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