更新日:2022年6月28日
ここから本文です。
江戸富士信仰の中心的存在であった元祖食行身禄の供養碑で、没後100年余を経た天保11年(1840)その信者たちによって建てられました。上部に富士山の図、その両側に瑞雲にのった日輪と月輪が描かれ、中央に「元祖食行身縁価」(縁は禄が正しい)と刻まれ、下部に線刻の三猿があります。
食行身禄(1671~1733)は伊勢の商人で、伊藤伊兵衛と称していました。江戸にでて熱心な富士信仰信者となり、厳しい修行を重ねて富士信仰身禄派の基礎をつくりました。
お問い合わせ