遠い夢 未来へのささやき まちの鼓動 ふるさとの原風景
更新日:2026年3月10日
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大正13年(1924)に南葛飾郡役所の倉庫として建てられ、昭和7年(1932)より江戸川区役所の行政文書を収める文書庫となりました。関東大震災後に耐火建築としての鉄筋コンクリートが普及し始めましたが、当時は非常に高価でした。それを安価に実現したのが建築家・中村 鎮 (なかむらまもる) による鎮 (ちん) ブロック工法で、その数少ない現存例です。
昭和20年(1945)の東京大空襲の際に、区の当直職員が文書庫より重要書類を運び出し、用水路に沈めて守りました。当時、文書庫の南側にあった木造の区役所本館は全焼。コンクリートブロック造の文書庫は、内部に火が回りましたが焼け残りました。内部の黒く焼け焦げた壁など戦災の痕を示す部分はできる限り保全して現在に至ります。

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