遠い夢 未来へのささやき まちの鼓動 ふるさとの原風景
更新日:2024年5月20日
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組紐は江戸時代の江戸で発達した工芸です。特に明治時代になって、それまで武具に用いられていた組紐の需要が減ったことで、多くに組紐職人が帯紐や羽織の緒に転業しました。染めた絹糸を組んで紐状にし、帯紐や羽織の緒に加工します。かつては南小岩一帯に組紐職人が大勢いて、東京でも有数の生産地でした。
保持者の奥田祿郎氏は製作と同時にこれらの職人の親方でもありました。同業者が消えていく中で、技術と販路を守っています。
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