遠い夢 未来へのささやき まちの鼓動 ふるさとの原風景

更新日:2022年6月28日

ここから本文です。

昇覚寺鐘楼

天明年間(1781から1789)の建立で、江戸時代中期の建築様式をよく伝える鐘楼です。
昭和59年(1984)におこなわれた解体修理で、地下部分から「そろばん地業」とよばれる低湿地帯特有の基礎が発見されました。桁行三間、梁行二間、二層の袴腰付鐘楼で、屋根は土葺きによる桟瓦葺入母屋造りになっています。各部の意匠も江戸時代中期の様式をよく伝えるもので、昭和59年から1年間にわたって解体修理がおこなわれました。そのとき礎石下に発見された基礎「そろばん地業」も低湿地帯特有の基礎工法として注目されます。
梵鐘は天明5年(1785)に、東宇喜田村男女230人をはじめとする十八ヵ村千数百人の喜捨によって鋳造されました。

  • 江戸川区指定有形文化財・建造物
  • 東葛西7丁目23番17号 昇覚寺
  • 昭和56年1月13日 告示

お問い合わせ

このページは教育委員会事務局教育推進課が担当しています。

より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください

このページの情報は役に立ちましたか?

このページの情報は見つけやすかったですか?