遠い夢 未来へのささやき まちの鼓動 ふるさとの原風景

更新日:2024年3月6日

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ゆかた染(長板中形)

長板中形は、長い貼り板を使っておこなう中形染のことで、型染めのひとつです。中形は、小紋よりもすこし文様の大きいものをいい、ゆかたの代名詞にもなりました。
6メートルあまりの板に生地を貼り、順次型紙を送り繋ぎながら防染糊を置いていきます。糊がかわいたところで、生地を藍液の中に浸し染めあげます。このため、生地の両面に糊を置く必要があり、表裏のわずかなズレも許されません。型紙の幅が短いので、一反の生地で最低100回は糊置きを繰り返します。複雑な文様になると型紙の枚数が増えるため、さらに多く糊置きを繰り返すことになります。

保持者 松原 忠
昭和39年(1964)3月24日生まれ。保持者であった故松原八光さんの後継者です。技術・作品ともに優秀です。

  • 江戸川区指定無形文化財・工芸技術
  • 松島2丁目
  • 平成26年3月13日告示

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