更新日:2022年6月28日
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葛西海苔の採取は江戸時代はじめごろからおこなわれ、後期には「ヒビそだ」を立てて増殖するようになっていました。明治初年には、漁猟そのものが下火になりましたが、東宇喜田村の森興昌や佐久間七郎兵衛らの尽力によって同村を中心に乾海苔がつくられるようになり、明治20年代から急激な発展をみせるようになりました。
郷土資料室で収蔵・展示している用具は、昭和初年まで実際に使われていたもので、ほぼ全工程の用具を展示しています。昭和30年代後半に、葛西浦漁業が終罵を迎え、海苔用具もその役割を終えました。
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