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更新日:2022年6月30日

松原良水彩画展 江戸御府内八十八カ所をめぐって第2弾展示作品

四国八十八カ所になぞらえて、江戸御府内(江戸とその周辺)の八十八カ所をめぐる(江戸)遍路ができたのが宝暦年間(1751年から1764年)というから、およそ250年以上の歴史があるのが「東京遍路」です。その八十八カ所を、2年余をかけて街歩き感覚でめぐったという松原良氏が描いた作品です。

八十八カ所全てではありませんが、今の東京に遺る江戸の名刹。その歴史に思いを馳せてみてください。

第2弾(令和3年11月2日~)展示作品

第34番「薬王山三念寺」(本郷)

ルーツは室町時代の半ばというが現在地へ移ったのは慶長八年。マンション風の建物だがよく見るとお寺。本郷給水所公苑のまん前。

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第28番「宝林山霊雲寺」(湯島)

柳沢吉保の帰依、五代将軍・綱吉の許可で元禄四年に開かれた。江戸城の東北・鬼門鎮めの寺院で、現在も末寺31ヵ寺を擁する。

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第79番「清水山専教院」(茗荷谷)

3階建ての普通の住宅のような建物だが、石柱、石仏があるのでお寺と分かる。創建は延宝九年。案内板もある。本堂は2階。

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第32番「萬昌山圓満寺」(湯島)

京都・御室の仁和寺に由来するという由緒あるお寺。宝永七年湯島に開かれた。現在「おむろビル」の8階と9階にある。

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第48番「瑠璃光山禅定院」(沼袋)

山門を入るとすぐに樹齢六百年といわれる大銀杏がそびえている。創建は南北朝時代の貞治元年と伝わっている。

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第41番「十善山密蔵院」(沼袋)

戦国時代、後北条氏の本拠・小田原城の郭内にあった祈願寺がもと。その後浅草を経て明治時代に現在地へ移った。とてもいいお寺。

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第14番「正幡山福蔵院」(鷺宮)

創建は1500年ごろ。山門をくぐって右側に十三仏という死後の忌日(初七日から三十三回忌)をつかさどる十三体の石仏がある。

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第85番「大悲山観音寺」(高田馬場)

山門の右に大きな地蔵尊がありお寺と分るが、ちょっと見たところモダンな学校のような感じ。境内に吉川英治建立の筆塚がある。

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第36番「瑠璃山薬王院」(下落合)

東長谷寺とよばれ、「牡丹の寺」としても知られる。千株の牡丹が見事。大きな本堂、広大な境内・墓地で風格を感じさせるお寺。

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第76番「蓮華山金剛院」(椎名町)

戦国時代の創建。元禄末期から現在地。山門は赤門と呼ばれ豊島区指定文化財。門前に長崎地蔵があり地元の人がよく参詣している。

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第17番「東高野山長命寺」(練馬高野台)

高野山を模してつくられ「東高野山」とよばれる。都指定史跡の奥之院は御廟橋から奥の御影堂などで創建時の雰囲気が残る。

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第30番「光松山放生寺」(早稲田)

穴八幡の別当寺として寛永十八年に創建。「一陽来福」の信仰を堅持し、創建以来続く放生会が寺名の由来となっている。

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第52番「慈雲山観音寺」(早稲田)

寛文十三年の開創。現代風の本堂と古い石碑の対比が面白い。早稲田大学の隣り、周辺の商店街にふさわしい恵比寿、大黒像もある。

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第38番「神霊山金乗院」(高田)

天正年間の創建。槍の名手で慶安事件の丸橋忠弥の墓、青柳文蔵(日本の図書館の始祖)の墓がある。山門は約二百年前のもの。

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第54番「東豊山新長谷寺」(高田)

戦災による焼失で金乗院に合併された。本尊目白不動明王は江戸三不動の第1位、東都五色不動の随一として名高い。

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第35番「金剛宝山根生院」(高田)

創建は寛永二十二年(1636)だがたびたび移転を重ねている。現在地は田安徳川侯爵家の旧邸で明治三十六年から。

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