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更新日:2024年1月31日

荒井家

作品:荒井家

落語「居残り佐平次」より

かつてこんな鰻屋が品川にあった。居残った佐平次は、翌日昼ここの鰻を所望したという。現在はレストランになっている。

江戸川画像文庫で高画質の絵を見る別ウィンドウで開きます

あらすじ

仲間四人と品川の遊郭でドンチャン騒ぎをしてさんざん遊んだ翌日、佐平次一人が残り、勘定を取りにきた若い衆をごまかして、朝湯へ。湯から上がって昼時には、酒の支度と「荒井家」の鰻でもとってもらおうじゃねぇかと勘定は払わず煙に巻く。その後、一文なしとバレた佐平次は蒲団部屋へ移り、住み込みで働くことになります。ところがこの佐平次はとても座持ちがうまく、太鼓持ちそっちのけで客の評判になってしまい、祝儀まで稼ぐようになってしまいます。こうなると店の若い衆からは苦情が出ます。困った主人は大枚のお金に着物までつけて佐平次に引き取ってもらうのですが、これがあちこちで居残りを商売にしている男と分かり・・・。

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