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更新日:2024年5月30日

洲崎弁天

作品:洲崎弁天

落語「おせつ徳三郎」より

洲崎弁天はおせつと徳三郎が身投げした木場あたりの歴史をずっと見てきたものと勝手に決めたが、この弁天は今移設され、ここは駐車場となった。

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あらすじ

日本橋横山町の大店のひとり娘おせつ。年頃なので婿を取らせようとしますが、なかなか首をたてに振りません。奉公人の徳三郎と深い仲になっているとのうわさを耳にした主人は、おせつが可愛がっている小僧の長松を呼び、お灸をすえるとおどかして問いつめます。長松から去年の花見で、おせつが徳三郎とあいびきをしていたことを聞き出し、主人は徳三郎にひまを出し、おせつに婿を取るはなしをすすめることにします。お店からひまを出された徳三郎は伯父さんさん宅に身を寄せます。そこでおせつが婿養子をもらう婚礼の日だと知って逆上、手元の金をかき集めて刀屋の店先に飛び込みます。刀屋の主人は徳三郎の様子がおかしいので問いただすと、これから婚礼の席へ乗りこんで、心変わりしたおせつを刺して自分も死ぬつもりという。その心得違いを刀屋が諭しているところに、おせつをさがし求める声。婚礼の席から、おせつが逃げ出したとのこと。夢中で刀屋をとび出した徳三郎は、おせつの叔母が深川にいることから、もしやと木場までやってくると、花嫁衣裳のままのおせつとばったり。二人が手に手をとりあって、「末は必ず夫婦だよ」と、「南無妙法蓮華経、南無妙法蓮華経」とお題目を唱えて橋から飛び込みますが、木場のこととて下は一面の筏で、・・・。

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