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更新日:2024年1月31日

法恩寺橋

作品:法恩寺橋

落語「中村仲蔵」より

この辺りのそば屋で仲蔵が斧定九郎役の工夫を思い付いたとか。橋の上は蔵前橋通り、下は大横川親水公園、右手左が法恩

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あらすじ

大部屋から苦労して最高位の名題にまで出世した中村仲蔵が『仮名手本忠臣蔵』五段目の斧定九郎といういわば端役をふられます。とても名題がやるような役ではないのです。何かいい工夫はないかと、柳島の妙見さまに日参します。そして満願の日、この日もいい工夫が見つからず帰ろうとすると、急な雨で法恩寺橋近くのそば屋で雨宿りをすることになります。すると、一人の浪人が駆け込んできたのですが、その姿が実にサマになっていて、仲蔵は思わず心中「これだ!」と叫びます。さて仲蔵はこの扮装で次の舞台に出て見得を切ります。いつもと違う出で立ちの定九郎に観客はびっくりし、傘を効果的に使った見得にすっかり見とれ、しーんと静まりかえります。これを見た仲蔵はてっきり芝居をしくじったと思い込みます。こんな失敗をしたからには上方へ行って修行し直そうと旅支度をはじめますが、ここに師匠の中村伝九郎から呼び出しがかかります。芝居のしくじりに小言をいわれるのを覚悟して師匠のところへ行くと・・・。

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