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更新日:2024年1月31日

鍛冶町二丁目

作品:鍛冶町二丁目

落語「三方一両損」より

主役の大工・吉五郎、左官・金太郎の住んでいた竪大工町や白壁町は今は鍛冶町二丁目とか。町名由来板に説明がある。

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あらすじ

左官の金太郎が大工・吉五郎の財布を拾ったので届けに行きます。吉五郎の財布には書付と印形とお金が三両入っていたようで、これを金太郎が返そうとしたところ、吉五郎は「書付と印形は確かに俺のものだから貰うが、三両のお金は誰のものか分からず、俺のものという証拠もないのだから受け取れない」と言って、これがもとで喧嘩となります。大工の言い分もそれなりに一理あり、左官の方も財布の中身には一切手を付けていないのだから、それを金は受け取らないと言われてそうですかと引き下がるのを潔しとしない。おさまらないので双方の家主が奉行所へ訴え出ます。南町奉行大岡越前守のお裁きは、越前守が一両出して双方に二両ずつの褒美を与えて終わり、さすがは名奉行となります。お裁きが終わったあと越前守の計らいで御馳走が出て「お前たち、いくら腹が減っているからってあんまりたんと食うなよ」と言うと・・・。

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