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更新日:2024年1月31日

蔵前神社

作品:蔵前神社

落語「元犬」より

元は犬だったシロが願掛けをしたのがこの蔵前神社。お蔭で人間になれたというシロの銅像が数年前に建てられた。

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あらすじ

浅草蔵前あたりの白犬が、人間に生まれかわりたいと八幡様(蔵前神社)に願かけをします。願いのかなった白犬はついに人間になります。その時、犬のときに日頃かわいがってもらっていた町内の上総屋の主人が通りかかり、その世話で横丁の隠居のところに紹介してもらうことになります。ご隠居から「変わった男がいたら世話してほしい」と頼まれていたとかで、人間になりたてで犬のくせが抜けないこの白犬はよほど「変わった男」に見えたのです。いざ人間として隠居のところに奉公することになるとなかなか犬の気分がぬけず、隠居が身元を聞くと、生まれは金物屋の裏、名前を聞くと「白。ただシロといいます」という答え。隠居は、「そうか只四郎か、女中のもととは仲良くしてくれよ」といいつつ、あまりにも変り者でトンチンカンなことばかりやるシロなので、女中を探し「もと、もとはどこへ行った、もとはいぬか」と言うと、シロが・・・。

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