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更新日:2022年7月1日

松原良水彩画展 江戸御府内八十八カ所をめぐって第3弾展示作品

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四国八十八カ所になぞらえて、江戸御府内(江戸とその周辺)の八十八カ所をめぐる(江戸)遍路ができたのが宝暦年間(1751年から1764年)というから、およそ250年以上の歴史があるのが「東京遍路」です。その八十八カ所を、2年余をかけて街歩き感覚でめぐったという松原良氏が描いた作品です。

八十八カ所全てではありませんが、今の東京に遺る江戸の名刹。その歴史に思いを馳せてみてください。

第3弾(令和4年7月1日~)展示作品

第10番「観谷山聖輪寺」(千駄ヶ谷)

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奈良時代の神亀三年(726)創始の「千駄ヶ谷観音堂」の別当寺で、浅草寺(飛鳥時代の創建)に次ぐ御府内屈指の古刹。

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第9番「古碧山龍巌寺」(千駄ヶ谷)

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御府内八十八カ所では珍しく禅宗の寺院。山門を入るとやや別天地の趣きがある。八幡太郎義家の腰掛け石があるが、何の表示もない。

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第31番「照林山多聞院」(牛込)

照林山多聞院

天正年間の創建。御府内八十八ヶ所の開基とされる正等和尚の墓と百五十年供養塔がある。そばには新劇女優松井須磨子の墓もある。

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第22番「天谷山南蔵院」(牛込)

天谷山南蔵院

元和元年の創建。所在地の箪笥町は江戸時代の牛込御箪笥町に由来する珍しい町名。場所は大江戸線「牛込神楽坂」駅の真上。

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第42番「蓮葉山観音寺」(谷中)

蓮葉山観音寺

御府内八十八ヵ所開創の事情を示す標石がある。赤穂浪士ゆかりの寺でもある。このお寺の築地塀は「まちかど賞」を受賞している。

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第53番「本覚山自性院」(谷中)

本覚山自性院

谷中愛染堂とも呼ばれ江戸時代には愛染寺と俗称された。本堂前に桂の木があり、川口松太郎の「愛染かつら」創作の原点でもある。

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第64番「長谷山加納院」(谷中)

長谷山加納院

門前に札所の標石が立つ。朱塗りの山門が鮮やかで、寺格の高さをうかがわせる。つつじの季節には思わず見とれるほど美しい。

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第77番「高嶋山仏乗院」(秦野)

高嶋山仏乗院

本堂にある「千体地蔵」は珍しい。境内には相生稲荷なども祀られている。緑濃い自然林に囲まれた別天地で清々しい気分になる。

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第19番「瑠璃光山青蓮寺」(成増)

瑠璃光山青蓮寺

19番札所は多くの紆余曲折を経て大正十三年から青蓮寺へ。本堂前の馬頭観音はかつての境内の野駆け(草競馬)を伝えるもの。

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第68番「大栄山永代寺」(深川)

大栄山永代寺

江戸の初め富岡八幡宮の別当寺遍照院として創建、のち永代寺と改名。大寺院だったが明治の神仏分離により廃寺、同二十九年復興。

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第74番「賢臺山法乗院」(深川)

賢臺山法乗院

創建は寛永六年。宝暦十年に閻魔堂が建立され、歌舞伎「髪結新三」の「閻魔堂橋の場」にゆかりの寺。現在はハイテク閻魔が見もの。

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第88番「遍照山文殊院」(杉並和泉)

遍照山文殊院

天正年間紀州高野山に創建と古いが、元禄九年白金台町に「白金高野寺」として再建された。現在地には大正九年に移る。札留の寺院。

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第73番「法號山東覚寺」(亀戸)

法號山東覚寺

創建時の本尊「不動明王」は雨降山大山寺の不動尊と同じ木から、同じ良弁によって作られたという。亀戸不動として知られる。

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第40番「福聚山普門院」(亀戸)

福聚山普門院

鬱蒼とした樹木に包まれた閑静なお寺。創建は大永2年と古いが、現在地には江戸初期から。小説家・伊藤左千夫の墓がある。

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第46番「満徳山弥勒寺」(森下)

満徳山弥勒寺

慶長年間の創建。現在地には元禄2年から。江戸時代は高い寺格を持っていた。杉山流鍼術の祖・杉山検校(和一)の墓がある。

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第50番「高野山大徳院」(両国)

高野山大徳院

両国回向院の真裏にある。創建は文禄年間と古いが、明治以後「本所一ツ目のお薬師様」と慕われ、近年マンション型墓所になった。

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