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更新日:2022年1月27日

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お友達とのトラブルが増えてきたら・・・

「あんたも悪かったんじゃないの」お母さんがこう言うと、A君は何も言わずに部屋に閉じこもってしまいました。A君は小学4年生。今日も友達とけんかをしてきたようです。最近、友達への不満を訴えたり友達に対して怒ったりするようになってきて、お母さんは心配していました。
特定の仲間と遊ぶようになり、またその中でそれぞれが自己主張するようになってくると、子どもたちの間で様々な形でトラブルが起こりがちです。でも、これが対人関係の基礎力をつけるきっかけになることがあるのです。
お友達とのトラブルが起きると、もっと仲良くしてほしい、自力でうまく解決してほしいと願う親の気持ちが先立ち、話を聞いたとたんに、叱ってしまうこともあるかもしれません。しかし、まずは「何が悔しかったの?」など子どもなりの言い分に耳を傾けることが大切です。その上で「なぜけんかになったのかな」「相手の気持ちを一緒に考えてみよう」と、子どもが自分なりに考え課題に立ち向かえるように一緒に考えアドバイスしていくことが、子どもの対人関係能力を伸ばすことになるのです。
ただし、トラブルの解決方法・回避の仕方を具体的に伝えてあげることが必要な場合もありますので、例えば「友達と一緒に何かすることが以前から苦手だった」「友達ともめることが多かった」など気になることがありましたら、いつでも教育相談室にお気軽にご相談ください。

「広報えどがわ」平成19年6月1日号に掲載されました。

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