更新日:2025年1月23日
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気になる言葉遣い
就学前のお子さんを持つ保護者から、「最近、子どもの言葉遣いが悪い」「乱暴な言葉を使うようになった」という相談を受けます。お子さんが急に保護者を名前で呼ぶようになったり、今まで使ったことのない言葉を使い始めたりするため、保護者の方はとても驚き、言葉遣いのように性格も乱暴になってしまうのではないかと心配になるようです。
話を聞くと、お子さんはどうやら保育園や幼稚園などで友達が使う言葉をまねているようです。保護者にとっては好ましくないことですが、これはお子さんが友達と遊んでいるサインとも取れます。また、成長に伴い、「お父さん」「お母さん」にも自分と同じように名前があることに気がつき、名前で呼ぶことがあるようです。もしそこで、お子さんの表情や行動に今までと大きな変化が見られなければ、単に大人の反応が楽しくて、わざと乱暴な言葉を使って注意を引いている場合がほとんどです。大人が過剰に反応せず、使ってほしい言葉で話し続けていると、徐々に乱暴な言葉遣いは減ってくるでしょう。
しかし、子どもは大人に比べて、言葉で自分の気持ちを表現することはまだまだ苦手です。言葉遣いに加え、表情や行動が乱暴になった場合は何らかの原因があることが推測されます。そのようなときは、困っていることがあってもうまく伝えられずに表情や行動で表現していることがあるので、お子さんの様子について少し丁寧に見てあげてください。
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