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更新日:2022年1月27日

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一人で過ごすことが好きな子ども

小学4年生のAくんは、本を読むことが大好きです。学校から帰ってきた後、友達から誘われれば遊びに行きますが、それ以外は家で本を読んで過ごし、家族に読んだ本について楽しそうに話してくれます。しかし、お母さんは自分から遊びに行かないAくんを心配し、担任の先生に学校での様子を聞きました。先生からは、Aくんは仲の良い友達はいて、教室で気になることはないと言われましたが、お母さんはAくんが放課後、家に居ることが多いのを心配して、近隣の同級生にAくんと一緒に遊んでもらえるように頼みました。その後、同級生が遊びに来るようになり、お母さんは安心しましたが、Aくん本人は疲れを訴えることが増えてきました。

友達と外で元気に遊ぶことが子どものあるべき姿と思いがちですが、中には、一人で過ごすことが好きなタイプの子どももいます。学校で1日生活し、疲れて帰って来た後に自分の好きなことをして過ごしたいという気持ちを持つことは不自然なことではありません。子どもの性格によって、家での過ごし方や友達との関わり方も変わってきます。お子さんが一番自然体でいられるように、時には見守ってあげることも大切です。

お子さんについて気になる様子や心配なことがある場合は、教育相談室をご利用ください。

「広報えどがわ」平成25年10月1日号に掲載されました。

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