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更新日:2022年1月27日

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お子さんを褒めていますか?

「うちの子が最近言うことを聞かないんです。」幼稚園児の保護者のかたからよくある相談です。心配していました。子どもが幼稚園へ入園する頃に、反抗期もやってきます。反抗期は、母子関係が確立し自己主張ができるようになった証拠ですが、毎日のように、「ご飯だから片付けなさい!」『もうちょっと!』、「お風呂に入りなさい!」『後で!』と繰り返されると、つい「何度言ったら分かるの!」「早くしなさいって言ってるでしょ!」などと、怒ってしまいがちです。
しかし、感情にまかせて怒るだけでは、子どもは「自分が怒られている」ということしか理解できません。ただ「ダメ」と叱るのではなく、「何がいけなかったのか」「どうすれば良かったのか」を具体的な言葉で話しかけることが大切です。
また、怒られてばかりいると、子どもは次第に親の顔色をうかがうようになります。毎日のテレビやゲームも「もう少しなら大丈夫かな?」と、親に怒られないように、見つからないように行動し始めるかもしれません。
一方、「箸を並べてくれてありがとう」「脱いだ服をちゃんと洗濯かごに入れられたね」と、小さなことでも褒めるようにすると、子どもは褒められるのが嬉しくて、自分から進んでお手伝いなど褒められることを積極的にするようになります。
このような「褒められること」の積み重ねが自分への自信となり、今後の成長に大きな影響を与えます。お子さんの「良いところを」を探して、褒めてみませんか?

「広報えどがわ」平成19年10月1日号に掲載されました。

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