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更新日:2023年6月16日

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風水害時の避難の考え方について

令和元年東日本台風(台風第19号)においては、避難所の開設、人員の配置や本部との連絡態勢等に課題があったことから、職員の対応態勢を見直すとともに、以下のとおり区民の避難について整理しました。

現在、全国で新型コロナウイルスの感染症への対策が行われていますが、感染症の流行が続く中で災害が起こるという事態にも備えなければなりません。そもそも、「避難」とは「難」を「避」けることであり、自宅での安全確保が可能な人は、感染リスクを負ってまで避難所に行く必要はありません。自宅の防災対策を強化していれば、避難せずに自宅で過ごすことができ、感染症のリスクを減らせるかもしれません。今だからこそ、災害が起きた際の防災対策や避難行動について見直しましょう。

避難の分類

広域避難(風水害第三次態勢)

例)台風接近・上陸時における中心気圧がN≦930hPaの場合
又は、荒川流域の3日間積算雨量予測が400ミリを超える場合

  • 原則、区外の浸水しない区域へ避難してください
  • 広域避難には時間が必要であることから台風接近・上陸の概ね3日前から『自主的に早めの広域避難』を推奨します
  • 公共交通機関の早期計画運休の定着から、概ね3日前に広域避難を実施しないと判断した以降は垂直移動(垂直避難)に移行します

大規模水害時の自主的広域避難(分散避難)について

在宅避難又は避難所避難(風水害第二次態勢)

例)台風接近・上陸時における中心気圧が930hPa<N<950hPaの場合
又は、上陸1日前に荒川流域での総雨量が400ミリを超える場合

  • 原則、区内の小・中学校106校+都立学校等すべての避難所(待避施設)を開設します(注)浸水範囲を考慮して新中川以西・以東で分ける場合があります
  • 洪水・高潮の危険が迫った場合は避難所(待避施設)において垂直移動(垂直避難)してください
  • 自宅でも水害ハザードマップの想定浸水深より高い階へ避難してください

在宅避難又は自主避難(風水害第一次態勢)

例)台風接近・上陸時における中心気圧が950hPa≦N<970hPaの場合

  • 自宅に留まることに不安・危険がある方などを対象に区内7箇所で自主避難施設を開設して受け入れます

在宅避難(水防態勢)

例)台風接近・上陸時における中心気圧が970hPa≦Nの場合

  • 台風に備えた上で自宅において難を避けてください

「土のうステーション(土のう置場)」を増設しました

(注)台風の勢力や雨量はあくまでも目安であり、避難方法については災害対策本部で決定し、お知らせします。

避難する際の注意点

  • 昼間に避難行動すること⇒午前6時~午後6時の行動 (注)午後6時までに避難を完了
  • 風雨が強い時間は動かないこと⇒台風接近・上陸6時間前には避難を完了

福祉避難所について

江戸川区では、区の福祉施設、協力協定を結んだ東京都や民間の福祉施設(高齢者福祉施設や障害者福祉施設等)を福祉避難所に指定しました。
福祉避難所とは、災害時に小・中学校等の避難所での生活が困難な方を保護する施設です。あらかじめ区から指定された福祉避難所に介助者1名と直接避難してください。

福祉避難所受け入れについて

今年度の個別避難計画作成対象者

  1. 在宅で要介護5の認定を受けている方
  2. 在宅で身体障害者(成人)障害支援区分4~6に該当の方
  3. 身体障害者(児童)障害等級1級~3級に該当の方

(注)施設入所、共同生活援助、区外居住者を除く
(注)水害時に浸水の恐れがない4階以上の居住者を除く

自主避難施設について

避難指示に至らない規模の風水害の場合、自宅にいるのが困難な方を受け入れる施設として、各事務所管内に1校ずつ拠点学校(計7校(注)葛西管内は2校開設)を選定、新たに自主避難施設として位置付けました。

なお、災害が発生した場合は区の公共施設すべてを緊急避難所として開放することとしていますが、水害のおそれがある場合の施設開放については、災害対策本部からの指示によるものとします。

今後は、自主避難施設として小・中学校を開設するものとします。

自主避難施設として開設する学校について

開設学校及び配置

  • 小岩管内⇒小岩小学校
  • 鹿骨管内⇒鹿骨中学校
  • 中央管内⇒第三松江小学校
  • 東部管内⇒瑞江第三中学校
  • 小松川管内⇒小松川小学校
  • 船堀駅周辺⇒船堀小学校
  • 葛西管内⇒葛西小・中学校

選定条件

各区民館等に区民が来られた場合は、区民館からの誘導を行います。(小中学校は以下の条件で選定)

  • 区民館等から近い
  • 公共交通機関(バス)で移動ができる
  • 改築済校を優先

各関係機関の情報

このページに関するお問い合わせ

このページは危機管理部防災危機管理課が担当しています。

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