更新日:2024年7月8日
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家具の転倒防止対策
東京消防庁が実施した地震被害調査によると、近年発生した地震で負傷した方の3割から5割が、屋内における家具類の転倒・落下・移動によって負傷していました。ケガだけでなく、火災や避難障害など、地震による家具類の転倒等は、そのほかにも多くの危険をもたらします。いつ起こるか分からない首都直下地震に備えて家具の転倒防止対策を実施しましょう。
室内のレイアウトを見直す
家具を適切に配置すると、費用をかけずに室内の安全性を高めることができます。家具が転倒や落下、移動することを想定し、倒れて避難経路を塞ぐなど、被害が大きくなる場所を避けて配置することがポイントです。
家具配置5つのポイント
- 寝ている上に倒れてこないか。
- 家具の背面が壁に接しているか。
- 倒れてドアを塞がないか。
- 倒れて逃げ道を塞がないか。
- 倒れて窓にぶつからないか。
家具を固定する
固定器具を使用して壁や天井に固定すると、より室内の安全性を高めることができます。
家具固定5つのポイント
- 壁の中に下地材がある部分で、十分な強度がある場所を選んで固定する。
- 天井との間には突っ張りポール、底部にはストッパーというように複数の器具を組み合わせて固定する。
- テレビや冷蔵庫、電子レンジなどの家電製品も固定する。
- 食器棚は中のものが飛び出さないように扉開き防止ストッパーを取り付ける。
- 窓や家具のガラス扉には飛散防止フィルムを貼る。
家具の転倒防止の施工をします
65歳以上の熟年者または障害者のみの世帯を対象に、地元の大工さんが転倒防止金具を無料で取り付けます。
問合せ先:福祉推進課住宅係
電話:03-5662-0517
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