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更新日:2022年11月4日

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新型コロナウイルスの流行中に大地震が発生したら

現在、全国で新型コロナウイルスの感染症への対策が行われていますが、感染症の流行が続く中で災害が起こるという事態にも備えなければなりません。今だからこそ、災害が起きた際の防災対策や避難行動について見直しましょう。

そもそも、「避難」とは「難」を「避」けることであり、自宅での安全確保が可能な人は、感染リスクを負ってまで避難所に行く必要はありません。自宅の防災対策を強化していれば、避難せずに自宅で過ごすことができ、感染症のリスクを減らせるかもしれません。家族の時間を多くとれる今だからこそ防災について考えてみませんか。

江戸川区の避難所

江戸川区の避難所の様子(令和元年台風19号)

1.今できる防災対策をする

自宅の耐震化について考えてみましょう

江戸川区では無料の耐震診断や耐震改修工事への助成を行っています。ぜひこの機会に、活用をご検討ください。対象となる住宅には一定の条件があります。詳しい情報は下記のリンクからご覧ください。

耐震改修の促進・助成

家具の配置を工夫し、転倒防止対策を行う

大地震では、多くの人が家具の転倒・落下・移動で死傷しています。ガラスの飛散防止とあわせて対策が必要です。特に就寝中に大地震が発生した場合は身を守れないため、寝室の対策は重要です。家具の配置を工夫し、転倒防止器具を使用した対策を行いましょう。

備蓄物資を確認する

大規模災害ではライフラインや物流が一時的に停止します。最低でも、3日分、可能なら1週間以上自宅で生活できる分の食料・物資を準備しましょう。

備蓄する際にはローリングストック法を意識してみましょう。

以下は基本的な備蓄品です。

  • 飲料水(一人当たり一日3リットル)
  • 調理せずすぐに食べることができるもの
  • 簡易トイレとトイレットペーパー
  • 普段から服用している薬
  • 家族構成に合わせ、粉ミルクやおむつ等必要なものを準備する

非常持ち出し品を準備する

やむを得ず避難しなければならない場合、必要なものをすぐに持って避難できるよう事前に準備しましょう。準備する際は以下のポイントに注意してみてください。

  • 持ち運べる重さでリュックサック等にひとまとめにする。
  • 通帳や印鑑や証明書など生活再建に必要なものも準備する。
  • 服用している薬やお薬手帳も含める。
  • 自分や家族の状況に合わせたものを準備する。
  • 玄関の近くなどすぐに取り出せる場所に置く。

江戸川区では防災用品のあっせんを行っています。ぜひご活用ください。

避難するときにすべきことを確認する

災害発生時に慌てないため、避難するときにすべきことを確認しましょう。感染症が流行している状況下でも、避難するときにすべきことは変わりません。

地震-そのとき10のポイント

大きな水害に備えて

被災者の救援拠点を調べる

緊急医療救護所

大規模な災害が発生し、負傷者が多数発生した場合は、一般の診療所等は閉鎖され、17か所の拠点病院前に開設される緊急医療救護所で負傷者を受け入れます。事前に場所を調べておきましょう。

災害時の医療対策について

給水拠点

大規模災害で断水が発生した場合は、給水拠点で水の配給が受けられます。

給水所・応急給水槽所在地

さらに詳しい情報を調べる

  • リーフレット「わが家の防災」
    家庭での防災対策について紹介したリーフレットです。備蓄の方法、安否確認の手段、情報収集のツールなど、幅広い内容がひとまとめになっています。リンクから電子版をダウンロードして使用できます。
  • 江戸川区水害ハザードマップ
    自宅周辺の地理や避難するところの位置を確認し、家族で避難時の行動を話し合っておくなど、日ごろから大規模水害への備えをしましょう。リンクから電子版をダウンロードして使用できます。

2.避難するかどうかの判断

まずは周囲の状況と避難情報の確認

大地震が起こった場合、まず自宅の損傷状況と周囲の状況を確認してください。加えて、ラジオやテレビ・区のホームページ等で、避難に関する情報を確認しましょう。また、江戸川区では、津波が堤防を越えることは想定されていませんが、河川敷からは離れてください。

自宅が安全ならそのまま留まる

自宅とその周辺の安全が確認出来たら、自宅に留まる「在宅避難」を選択してください。在宅で避難生活を送るために、「家具の転倒防止対策」や「食料の備蓄」をしてください。

自宅が損傷し、住めない場合

お近くの避難所(区立小中学校等)か、安全な親戚や知人宅に避難しましょう。日頃から相談しておきましょう。

自宅付近で大規模な火災が発生している場合

お近くの避難場所へ避難しましょう。避難所とは異なり、大きな公園等が指定されています。

事前に避難所と避難場所を確認しましょう

下記のリンクにアクセスしていただくと、ご自宅の住所から近隣の避難所と避難場所を検索することができます。

避難所・避難場所の検索

避難所生活にもルールがあります

3.やむを得ず避難することになったときの感染症対策

避難所は、新型コロナウイルス対策で最も避けなければならない「密閉・密集・密接」の3密状態になってしまいます。できることを行って、感染リスクを下げましょう。

感染症対策のために持って行くもの

  • マスク
  • アルコールタイプのウェットティッシュ
  • アルコール消毒液
  • 体温計

自分と周りの人のためにできること

  • 避難所に来る前に検温し、発熱やせき、強いだるさなど、体調に異変がある場合は避難所の入り口で受付に申し出る。
  • 避難所に来てからは、定期的(朝晩2回目安)に検温する。
  • 避難所に来た後、発熱やせき、強いだるさなど、体調に異変を感じた時にはすぐに避難所の運営者に申し出る。
  • 手洗いうがいや手指の消毒をこまめに行う。
  • 多くの人が触るドアノブ等をこまめに消毒する。
  • せきやくしゃみをする際には手や腕で口を覆う。
  • こまめに窓を開けて換気する。
  • ソーシャルディスタンス(約2メートル)を意識して、他の人と距離を置く。

このページに関するお問い合わせ

このページは危機管理部地域防災課が担当しています。

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