更新日:2024年10月2日
ページID:29421
ここから本文です。
水害リスクはコロナ禍中も変わらず「躊躇なく早めの避難を」
一人ひとりができる限りの感染対策を行いながら、躊躇なく早めの分散避難をすることが必要となります。特に区内のほとんどが水没する可能性がある中での分散避難なので、日ごろから各家庭の分散避難の避難先を準備していただくこと、そして万一の事態になったら避難の混雑が生じる前に早めの行動を取ることが大切です。
(注)分散避難とは避難所に人が集中し3密(密集、密接、密閉)が生まれる状況を避けるため、自宅や知人宅、宿泊施設なども含め様々な避難先に避難することで感染症被害を防ぐ避難方法です。
避難先・方法を決める
新型コロナウイルス感染症が流行する状況下では3密が生じる避難所は集団感染の恐れがある上、大規模水害発生時に区内の大部分で長期間の浸水が懸念される江戸川区の場合には、避難所・自宅を問わず区内にとどまること自体がリスクとなりかねません。そのため、区では広域避難を推奨しています。
職場
勤め先が区外の方は、職場で避難生活が送れるかどうかを確かめたり、職場の仲間と避難について話し合い情報交換する機会などを設けたりしましょう。
親戚・知人の家、ホテルや旅館
いざというとき慌てないよう、日ごろから区外の親戚や知人の家に避難することができるように話し合っておきましょう。また区外のホテルや旅館などをあらかじめ探しておきましょう。どこにするかは平時に決めておくことが重要です。
避難のタイミングを判断する
テレビやインターネットで最新の情報を確認し、避難のタイミングや手段を決定しましょう。ご家庭の事情なども踏まえて自身で「避難すべき」と判断したら、区からの避難情報を待つまでもなく早めに避難を始めてください。特にコロナ禍の中では、混雑を避けるため早め早めの行動を心掛けましょう。
広域避難が間に合わないとき
広域避難ができないときは、区内の地域防災拠点など浸水の恐れがない場所や待避施設の浸水しない階へ避難しましょう。コロナ禍中では避難をためらうかもしれませんが、まずは目の前の危険から逃れることが最優先です。感染症への対策を行い、迷わず避難して命を守ってください。また、区内にとどまった場合は2週間以上浸水している中で生活することになりますので、長期間孤立してしまうことへの準備をしなければなりません。
区内にとどまる場合は、2週間以上外に出られないケースも
国の試算では、大規模水害時に1日に救助できる人数を2万人と見込んでいます。江東5区では2週間以上水が引かないエリアに100万人の方が居住していますので、区内にとどまる人が多ければ多いほど救助に時間を要します。
浸水の中、水が引くまで2週間以上は水道・電気・ガス・トイレが使えない生活に耐えることを想定し、そのための備えが必要となります。
感染症への対策は、日常的に行っていることを徹底しよう
いざ避難所で過ごすこととなった際、3密を避けること、マスクをすること、手洗い・うがいを徹底することなど、普段の感染症対策で行っていることを変わらず続けるようにしましょう。
感染症への対策として用意するもの
- マスク
- 体温計
- アルコール消毒液
- 紙コップ
- せっけん
このページに関するお問い合わせ
トップページ > 防災・安全 > 防災 > いざというときのために<自助> > 水害リスクはコロナ禍中も変わらず「躊躇なく早めの避難を」