更新日:2022年9月21日
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似ているようで違う「避難場所」と「避難所」
避難場所と避難所は意味が異なります
防災関連の情報を見ていると、「避難場所」と「避難所」という言葉を同じ意味で使用していたり、違いをよく分からずに使用したりしている場面をしばしば見かけます。「避難場所」と「避難所」の違いを理解して、大地震のときに適切な避難行動をとってください。
避難場所は大規模火災のとき
避難場所は、広範囲に拡大する大規模火災から逃れ、鎮火するまで一時的に留まる場所です。敷地面積の大きい公園や河川敷などが避難場所になっています。住んでいる場所で避難先が決まっているわけではないので、江戸川区や消防、警察などの指示に従い、そのとき最も安全な避難場所に逃げてください。
地区内残留地区は、その地区の不燃化が進んでおり、万が一火災が発生しても、地区内で大規模な火災のおそれがない区域のことです。
この標識が目印
避難所は生活の場
避難所は家屋の倒壊や焼失などで自宅を失った方を一時的に受け入れて保護する施設です。被災者の方は避難所を生活拠点にして、生活再建を目指します。江戸川区では、区立の全小中学校(閉校した3校を含む)と一部の高校を避難所に指定しています。避難所についても、住んでいる場所で避難先が決まっているわけではありません。
地震時の避難の流れ
火災や避難に関する指示があったとき、または自宅に被害があったときに避難します。非常持ち出し袋を持ち、家族や近所の人と集団で避難しましょう。
一時集合場所とは、集団避難を行うための待ち合わせ場所です。一時集合場所は皆さんでそれぞれ決めておいてください。
水害時の避難
江戸川区は陸地の7割がゼロメートル地帯で、ひとたび浸水すると区内に留まることのできる場所はあまりありません。このページで解説した地震時の避難場所や避難所も多くの箇所で水没してしまうため、大規模水害時は広域避難を推奨しています。水害時の避難に関しては、各家庭に配布されている水害ハザードマップをご確認ください。
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