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更新日:2023年12月25日

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2023年(令和5年)12月25日 サンタクロース姿の地域ボランティアが児童の交通安全を見守り

クリスマスに交通安全のプレゼント

クリスマスの今日(25日)、登校中の児童らが交通事故に巻き込まれるのを防ごうと、サンタクロースに扮したボランティアが、区立南葛西第二小学校(校長:高橋徹/南葛西7丁目)の通学路で、交通安全のため旗振りを行いました。

交通安全の旗振り活動を行っているのは、元保育士で、同校の近隣に住む高村ヒデ(たかむらひで/78歳/南葛西7丁目)さん。福祉の活動に関心があり、区が設立したまちづくりや福祉などについて学ぶ大学「江戸川総合人生大学」に2007年10月に入学し、保育士としての経験を活かしながら、子どもの支援について学び直しました。旗振り活動を始めたきっかけとなったのは、勤め先の保育園へ1歳の息子を迎えに来た若い母親が大型トラックにはねられて亡くなった事故があったこと。残された子どもの様子を見て“二度とこんな悲しい事故は起きてはならない”と、同年12月から自ら通学路の交差点に立ち続け、今年で16年目になりました。

高村さんが旗振りに立つ場所は、バスやトラックなどの往来が激しい片側2車線の道路にある交差点。小学生が登校する約1時間、見守りを行っています。旗振りをする高村さんは、「交通安全」のたすきと「ヒデさん」と書かれた名札を着用し、子ども達からもらった「御守」を持って交差点に立ちます。交差点を利用する約160名の児童の名前と特徴をメモ帳にひかえ、一人ひとりに声をかけて挨拶してきました。寒さが厳しくなる12月からは活動を自粛しましたが、毎年恒例となっているサンタクロース姿での見守りには、子どもたちの喜ぶ顔が見たいと体調管理に努めてきました。

見守り活動

本日(25日)午前7時45分、早朝から冷え込む中、サンタクロースに扮した高村さんが交差点に立ちました。高村さんを見つけた児童たちは「ヒデサンタだ!」と駆け寄るなど、年に一度のヒデサンタの登場に大喜び。高村さんは事故に遭わないよう、交差点を渡る児童に声をかけたり、交差点を走る車に一時停止を呼びかけたり、一人ひとりを安全に横断させました。交差点を通りかかった住民からは「いつもありがとう」などと感謝の声をかけられるなど、多くの人たちの笑顔に包まれました。

全ての児童の登校を見届けた高村さんは、「子どもたちからは“100歳まで見守りしてね”と言われている」と目を細め、「身体が続く限り見守りを続けていきたい」と話しました。

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