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更新日:2023年12月4日

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2023年(令和5年)12月4日 新年に向けて区立障害者施設で干支鈴づくり

来年の干支「辰」の干支鈴を丁寧に制作

障害者通所施設「江戸川区立みんなの家(本一色3/指定管理者:社会福祉法人東京都手をつなぐ育成会(施設長:小原誠太郎(おはらせいたろう)/利用者数:87名))では、新年に向けて、利用者が来年の干支「辰(たつ)」にちなんだ干支鈴づくりを行っています。

「区立みんなの家」は、障害者総合支援法の生活介護事業を行う通所施設で、特定相談支援事業所を併設しています。生活介護事業では、18歳以上の知的障害がある方に対し、生活訓練や社会訓練を行うことで、社会生活能力の開発及び日常生活の充実を図っています。

干支鈴は、正月飾りとして干支をかたどった粘土を焼成してつくられた土鈴。鈴の音には災いや魔物を祓う力が宿るといわれており、土鈴は古くから魔除けとして祭礼などで使われていました。江戸時代には、福を招き入れる縁起物として動物などをあしらった土鈴が利用され、現在「干支鈴」は、年初めに家庭などに飾られる「正月の風物詩」となっています。

同施設では、作業活動の一環として、毎年干支鈴づくりに取り組んでいます。今年は、6月から制作を開始し、職員や地域ボランティアの指導のもと作業に取り掛かりました。はじめに、棒や手のひらで伸ばした粘土を、空気が入らないよう石膏の型に詰めて成型。乾燥させた後、施設内の陶芸窯で素焼きをして、絵付けや紐付けを行って一つ一つ完成させます。厚みにムラがないよう指先を使って均一に粘土を詰める「粘土詰め」やベースの色を塗る「下塗り」などの作業を、主に利用者が担っています。

今年つくられた「辰」の干支鈴は、高さ約9cm、幅約4cm、奥行き約7cmの手のひらサイズ。デザインは職員によるオリジナルで、願いを叶える力を持つとされる「如意宝珠(にょいほうじゅ)」を口にくわえているのが特徴です。また、口角を上げて笑顔にすることで、「福」をもたらすことができるようにとの願いが込められています。全工程手作りで行っており、少しずつ違った表情や鈴の音色を楽しむことができます。

干支鈴

本日(4日)午前10時30分、同施設では利用者8名が年末の出荷に向けて、石膏の型に粘土を詰める「粘土詰め」の作業に一生懸命取り組んでいました。施設担当者は「干支鈴を飾る方の幸せを願いながら、心を込めて作りました。お正月には家庭に飾っていただき、見る方を笑顔にできたら嬉しい」と話していました。

同施設では、約200個の干支鈴を制作する予定。完成した干支鈴は1個300円(税込)で購入することも可能です。購入を希望する方は、同施設で購入することも可能です。数に限りがあるため、お早めに同施設(電話:03-5662-3411)までお問い合わせください。

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