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更新日:2023年12月19日

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2023年(令和5年)12月19日 和紙人形作家・近藤洋子さんが松竹梅などをあしらった箸袋を寄贈

明るい気持ちで正月を迎えてほしい

インフルエンザや新型コロナウイルスなどの感染症の対応に追われる保健所の職員に、明るい気持ちで正月を迎えてもらおうと、和紙人形作家の近藤洋子(こんどうようこ)さんが本日(19日)、江戸川保健所(中央4)を訪れ、箸袋に和紙でつくった松竹梅や鶴があしらわれた約750個の箸袋を寄贈しました。

和紙人形とは、粘土などでつくった軸に和紙を重ねて制作する人形。無地や和柄の和紙を何枚も重ねることで、色鮮やかであたたかみが感じられる作品ができあがります。使用する和紙によって作品の雰囲気に違いが出ることが魅力です。

和紙人形作家の近藤さんは、1980年代に源氏物語をテーマとした作品制作を始め、全国各地で展覧会を開催。1994年に区総合文化センター(中央4)で催された「源氏物語絵巻展」は、来場した外国人からも高い評価を受けました。同年8月、江戸川区は、姉妹都市のゴスフォード市(現セントラルコースト市)への贈答品として近藤さんの作品を採用。同年9月に、区の文化振興と国際交流に寄与したことから「江戸川区文化功績賞」を受賞しました。また、紫式部の生涯を描くNHK大河ドラマ「光る君へ」が来年スタートするのに合わせて来年1月に放映される「英雄たちの選択SP」に、近藤さんが制作した和紙人形が登場する予定です。

箸袋は、2014年に日本の手漉和紙技術が「ユネスコ無形文化遺産」に指定されたことをきっかけに、近藤さんがオリジナルで作り始めたもの。優しい手触りで温もりを感じられる和紙を使って、毎年違うデザインが施されています。

年末年始も休みなく、新型コロナウイルス感染症に対応する保健所と虐待対応に追われる児童相談所の職員に、少しでも正月らしさを味わってほしいという思いから、2021年に寄贈を始め、今年で3回目。今回は、保健所職員などに贈ることを楽しみに1月から制作を始め、正月を迎えるのにふさわしく縁起がいい松竹梅や鶴などをあしらいました。箸袋を寄贈

本日(19日)午後4時、江戸川保健所を訪れた近藤さんは、約750個の箸袋を保健所職員に手渡しました。近藤さんは、「日常の生活が少しずつ戻ってきましたが、感染症の対応で現在も苦労があると思います。お正月にぜひ使っていただき、明るい気持ちになっていただければ嬉しいです」と話しました。

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