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更新日:2023年12月21日

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2023年(令和5年)12月21日 えどがわ伝統工芸産学公プロジェクト「第21回新作発表会」

伝統工芸者×美大生 新作36点を一挙公開

江戸川区内の伝統工芸者の技術と、現役美大生の斬新なアイデアをかけ合わせ、新たな伝統工芸品の開発に取り組む「えどがわ伝統工芸産学公プロジェクト」。同プロジェクトで新たに誕生した作品を発表する「第21回新作発表会」が23日(土曜日)と24日(日曜日)の2日間、「タワーホール船堀(船堀4丁目)」1階展示ホールで開催されます。入場無料。

同プロジェクトは、区内の伝統工芸産業の活性化を図るため、本区と伝統工芸者、美術系大学の産学公連携事業として2003年に始まった取り組み。伝統工芸者の卓越した技術と学生らの新鮮なアイデアを用いて新たな伝統工芸品の共同研究・開発に取り組んでおり、これまでに延べ2,182名の学生が参加し、1,299作品を開発、933作品が商品化されました。2008年には、同プロジェクトが新しい伝統工芸の世界を創出していると評価され「グッドデザイン賞」を受賞しました。同プロジェクトで誕生した作品は、日本が誇るべき優れた産品を海外に広く伝えるプロジェクト「The Wonder500」に認定されたほか、「おみやげグランプリ2018」で奨励賞などを受賞しています。

今回は、江戸風鈴や金工など8種9名の伝統工芸者と女子美術大学(本部所在地:杉並区和田1丁目)の学生30名が参加。今年6月から、提案したアイデアをもとに工芸者と何度も打ち合わせを重ね、製品化に向けて制作を進めてきました。今回完成した作品は36点。2014年に「東京マイスター知事賞」を受賞した江戸扇子・松井宏さん(区指定無形文化財)は、青系のグラデーション地に兎と月を描いた「兎」や、黒地に白抜きで描いたユリの花が目を引く「Lily」など、学生とコラボした作品を6点出品します。また、漆芸・山口敦雄さん(区指定無形文化財)は、漆塗りの飾りを大小3つあしらったシックなピアス「雫」など、学生とコラボした作品を3点出品します。どの作品も学生が提案した斬新なアイデアを工芸者が見事に表現しています。

作品名:兎(江戸扇子)

「第21回新作発表会」は、23日(土曜日)と24日(日曜日)の2日間、午前10時から午後5時まで「タワーホール船堀」1階展示ホールで開催。今回誕生した全36作品を展示します。このうち、来場者アンケートで最も得票数が多かった作品を「えどがわ賞(最優秀賞)」、女子美術大学の教員が選んだ作品を「教員賞(優秀賞)」として表彰し、後日区ホームページにて発表します。同アンケートの結果や工芸者との相談を踏まえて、一部作品を今後商品化する予定です。なお、今回誕生した作品の一部は、来年2月に東京ビッグサイト(江東区有明3丁目)で開催される日本最大級の国際見本市「第97回東京インターナショナル・ギフト・ショー」にも出展します。

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