2023年（令和5年）12月19日　福島県東白川郡塙町と災害時における相互応援に関する協定を締結

大規模災害時の相互応援体制を構築

江戸川区は18日（月曜日）、福島県東白川郡塙町（町役場所在地：福島県東白川郡塙町大字塙字大町3丁目21番地／町長：宮田秀利（みやたひでとし））と「災害時における江戸川区と塙町との相互応援に関する協定」を締結しました。区役所本庁舎（中央1丁目）で行われた締結式には、斉藤猛（さいとうたけし）江戸川区長、塙町の宮田町長らが出席し、協定書を取り交わしました。

同協定は、地震、水害、火災等による大規模災害時に被災した自治体の応急及び復旧活動を円滑に遂行するための相互応援体制を構築することを目的としています。「救援活動及び災害復興のための職員の派遣」、「被災住民の受入れ」、「食糧、生活物資等の救援物資の提供」、そのほか災害対策上必要と認められる応援を要請することができることを規定しています。また、応援要請があった場合は可能な限り応えることや、相手方が必要な応援要請をすることができないと認めるときは、独自の判断に基づいて必要な措置を講ずることができることなどを明記しています。区は、大規模水害時に備え、広域避難先の自治体としても視野に入れています。同町とは、地域まつりや町会・自治会の研修会などで交流を深めてきました。今回、同町から大規模災害時における連携を図りたいとの申し出があり、協定の締結に至りました。

18日（月曜日）13時15分から行われた締結式では、斉藤区長、宮田町長らが出席し、協定書を取り交わしました。宮田町長は、「今回の協定締結を一つのきっかけにして、災害時の体制をしっかり整備していきたい」と話しました。また、斉藤区長は、「災害時以外でも交流を図ることは大事なことだと考えています。いざという時のために、顔の見える関係をつくっていきたい」と話しました。

なお、今回の協定で自治体の相互応援協定は7件目となります。