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更新日:2025年2月17日

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小児用肺炎球菌ワクチン予防接種

肺炎球菌について

肺炎球菌感染症は、肺炎球菌という細菌によって発生する病気で、そのほとんどが5歳未満で発生し、特に乳幼児で発生に注意が必要です。
主に気道の分泌物により感染を起こし、症状がないまま菌を保有(保菌)して日常生活を送っている子どもも多くいます。集団生活が始まるとほとんどの子どもが持っているといわれる菌で、主に気道の分泌物により感染を起こします。しかし、これらこの菌が何らかのきっかけで進展すると、肺炎、中耳炎、敗血症、髄膜炎等になったり、あるいは血液中に菌が侵入するなどして重篤な状態になることがあります。

対象者

生後2か月から5歳に至るまでの方

予診票の送付時期

初回(1回目から3回目):生後2か月になる月の上旬

追加:1歳になる月の上旬

接種回数・スケジュール

1回目の接種時期により、接種回数・スケジュールが異なります。

小児用肺炎球菌接種スケジュール
接種開始時期 接種回数 接種スケジュール
生後2か月から生後7か月に至るまで 4回

初回:2歳に至るまでの間に、27日以上の間隔をおいて3回接種(ただし、2回目が1歳を超えた場合は、3回目は行わない)

追加:初回接種終了後、60日以上の間隔をおいて、1歳以降に1回接種

生後7か月から1歳に至るまで 3回

初回:2歳に至るまでの間に、27日以上の間隔をおいて2回接種

追加:初回接種終了後、60日以上の間隔をおいて、1歳以降に1回接種

1歳から2歳に至るまで 2回 60日以上の間隔をおいて2回接種
2歳から5歳に至るまで 1回 1回接種

標準的な接種期間

初回接種開始:生後2か月から生後7か月に至るまで

初回接種の間隔:1歳に至るまでに27日以上の間隔をおいて3回接種

追加接種:初回接種終了後60日以上の間隔をおいて、1歳から1歳3か月に至るまでの間に1回接種

費用

無料
(注)ただし、指定医療機関以外で接種する場合、予診票を持参しない場合、対象年齢を1日でも過ぎた場合は有料となります。

実施場所

区内指定医療機関(リンク先に医療機関一覧が掲載されています)又は23区内指定医療機関

(注)江戸川区以外の22区の指定医療機関については、医療機関所在地の保健所にお問い合わせください。
(注)里帰り出産等の事情により、23区外の医療機関で接種を受ける場合、接種を受ける前に予防接種依頼書の発行が必要です。詳細は、江戸川区以外の医療機関で予防接種を受けるには(依頼書の発行)のページをご覧ください。

小児肺炎球菌定期接種のワクチンについて

令和6年3月にプレベナー20価(PCV20)が薬事承認され、10月より定期接種として開始されます。20価の定期接種開始に伴いプレベナー13価(PCV13)は9月末をもって終了となります。令和6年10月以降使用するワクチンは20価を基本としますが、当面の間は15価も使用することができます。

交互接種について

定期接種等においては、原則として過去に接種歴のあるワクチンと同一のワクチンを用いて接種することを国が定めております。

13価から20価に切り替えて接種した場合の安全性・有効性が認められてます。一方で、15価から20価に切り替えて接種した場合の安全性・有効性は確立されていません。
(厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会予防接種基本方針部会 資料より)

20価の詳細情報については、厚生労働省の資料(小児に対する肺炎球菌ワクチンについて(PDF:1,457KB)別ウィンドウで開きます)をご確認ください。

このページに関するお問い合わせ

このページは健康部保健予防課が担当しています。

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