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更新日:2024年3月29日

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子宮頸がんワクチン予防接種

子宮頸がん(HPV)ワクチン予防接種は平成25年6月から積極的勧奨が差し控えられていましたが、令和3年11月に厚生労働省より、積極的勧奨を再開することが通知がされました。
厚生労働省において、最新の知見を踏まえ、改めてHPVワクチンの安全性について特段の懸念が認められないことが確認され、接種によって子宮頸がんを予防できるという有効性が副反応のリスクを明らかに上回ると認められたためです。

現在、通常の接種対象の方だけでなく、積極的勧奨の差し控えにより接種機会を逃した方に対して公平な接種機会を確保するために、令和4年4月1日から令和7年3月31日までの3年間、キャッチアップ接種として公費での接種も実施しています。

また、令和5年1月30日付で厚生労働省から予防接種実施規則の一部を改正する省令が公布され、令和5年4月1日からHPVワクチンに9価ワクチン(シルガード9)が追加されることになりました。これにより定期接種及びキャッチアップ接種の対象ワクチンは2価ワクチン(サーバリックス)・4価ワクチン(ガーダシル)・9価ワクチン(シルガード9)の3種類になります。
令和5年4月から、定期接種対象者及びキャッチアップ接種対象者は、9価ワクチン(シルガード9)も公費で接種することができます。

詳細は、厚生労働省ホームページ9価ワクチン(シルガード9)について別ウィンドウで開きますをご覧ください。
HPVワクチンの接種については、厚生労働省ホームページ別ウィンドウで開きますをご覧いただくほか、医療機関に相談するなど、ワクチンの安全性と有効性をご理解いただいたうえで判断してください。

定期接種(小学校6年生から高校1年生に相当する年齢の女子)

予診票の送付対象者

令和6年度において中学1年生の女子(平成23年4月2日から平成24年4月1日生まれの女子)

予診票の送付時期

令和6年4月初旬

標準的な接種期間

中学校1年生から高等学校1年生に相当する年度
(注)小学校6年生の女子で、接種をご希望の方は、母子手帳を持ってお近くの健康サポートセンターで予診票の交付を申請してください。

キャッチアップ接種(平成9年4月2日から平成20年4月1日生まれの女子)(注)積極的勧奨の差し控え期間に接種対象年齢を過ぎてしまった方へ

キャッチアップ接種とは、積極的勧奨を差し控えていた時期に法定対象年齢を過ぎてしまった方へ、公費助成の機会を与えるために、令和4年度から新たに国が時限的に設けた定期の予防接種です。

予診票の送付対象者

令和6年度において高等学校2年生相当の女子(平成19年4月2日から平成20年4月1日生まれの女子で、予診票の発行歴があり、かつ子宮頸がんワクチン3回目の接種歴が江戸川区にない方)

予診票の送付時期

令和6年4月初旬

接種期限

令和7年3月31日まで
(注)転入や任意接種済の方など、区に接種履歴が無い方は、接種が完了していても予診票が届く場合があります。既に接種を完了(3回接種)している方は、届いた予診票を破棄してください。

予診票の送付対象者ではない方で接種をご希望の方へ

窓口または郵送により予診票の交付を申請してください。

申請前に「ワクチンについて(接種回数・スケジュール)」の内容を必ずご確認ください。

窓口申請の場合

母子手帳および本人確認資料を持って、お近くの健康サポートセンターで予診票の交付を申請してください。

郵送申請の場合

以下3点の必要書類をご用意いただき必要事項をご記入の上、下記の申請書郵送先までご郵送ください。

  • 予防接種票交付申請書(PDF:145KB)別ウィンドウで開きます
    (注)必要な回数すべてに丸を付けてください。
  • 母子手帳の「子の氏名と生年月日(出生届出済証明)」欄の写し
  • 母子手帳の「予防接種の記録」欄の写し
    (注)子宮頸がんワクチンの接種記録欄がない場合も記録が記載されていない状態の「予防接種の記録」欄の写しをご提出ください。
申請書類郵送先

〒132-8507
江戸川区中央4丁目24番19号
江戸川保健所保健予防課庶務係「子宮頸がんキャッチアップ接種予診票」担当宛て
電話:03-5661-5209

(注)普通郵便不着事故等に関しては一切責任を負いかねます。
(注)提出いただいた書類は返却できません。
(注)申請から発行まで2週間ほどかかります。

定期接種期間を過ぎて自費で子宮頸がんワクチンを任意接種した方へ(償還払い)

平成9年4月2日から平成17年4月1日生まれの女子で、定期接種期限(高等学校1年生相当の年度末)を過ぎて、自費で子宮頸がんワクチンを任意接種した方へ、負担した費用の償還払いを実施します。
詳しくは、子宮頸がんワクチンの任意接種償還払いについてのページをご覧ください。

子宮頸がんについて

子宮頸がんは、子宮頸部(子宮の入り口)にできるがんで、20から30代で増えており、日本では年間約1.1万人の女性が発症し、さらに毎年、約2,900人の女性が亡くなっています。

子宮頸がんは発がん性HPV(ヒトパピローマウイルス)というウイルスの感染が原因で引き起こされる病気で、性行為によって感染します。
多くの場合、感染は一時的で、ウイルスは自然に排除されますが、感染した状態が長い間続くと、子宮頸がんを発症することがあります。
発がん性HPVには15種類ほどのタイプがあり、その中でもHPV16型、18型は子宮頸がんから多くみつかるタイプです。
子宮頸がんワクチンは、すべての発がん性HPVの感染を防ぐものではありませんが、HPV16型、18型の2つのタイプの発がん性HPVの感染を防ぐことができます。

詳細は、以下のリーフレットをご覧ください。今後、リーフレットは改訂される見込みですので、情報が更新され次第、掲載いたします。

子宮頸がんワクチンを接種しても、異なるタイプの発がん性HPVの感染は予防できません。
また、接種時に発がん性HPVに感染している人に対して、ウイルスを排除したり、発症している子宮頸がんの進行を遅らせたりすることはできません。
ワクチンを接種した後も、ワクチンでは予防できない型の発がん性HPVによる病変を早期発見するために子宮頸がん検診の受診が必要です。

20歳を過ぎたら、定期的に子宮がん(頸がん)検診を受けましょう。

子宮頸がん予防接種による副反応

ワクチン接種後に見られる主な副反応としては、発熱や接種した部位の痛み。腫れ・注射の痛み・恐怖・興奮などをきっかけとした失神があります。

接種後に重いアレルギー症状や失神が起こることがあるので、接種後は失神に備えて、接種後の移動の際には医療従事者あるいは保護者等が腕を持つなどして付き添うようにしてください。
また、前方に倒れる例も報告されているため、接種後30分程度が体重を預けられるような場所で、なるべく立ち上がることを避けて待機してください。

接種後の失神による転倒の結果、外傷を負った事例が報告されています。保護者が付き添うなどして転倒に注意してください。

厚生労働省ホームページ:ヒトパピローマウイルス感染症の予防接種後に生じた症状の診療に係る協力医療機関について別ウィンドウで開きます

厚生労働省ホームページ:ヒトパピローマウイルス感染症の予防接種後に症状が生じた方に対する相談窓口について別ウィンドウで開きます

ワクチンについて(接種回数・スケジュール)

子宮頸がんワクチンは2価「サーバリックス」(製造販売元:グラクソ・スミスクライン株式会社)4価「ガーダシル」(製造販売元:MSD株式会社)に加えて、令和5年4月から9価「シルガード9」(製造販売元:MSD株式会社)についても公費助成の対象となります。
接種ワクチンについては医療機関でご相談ください。

子宮頸がんワクチンは同じ種類のワクチンで接種を完了させるのが原則です。国によると、すでに2価あるいは4価ワクチンを用いて接種の一部を終了した方が残りの接種を行う場合には、適切な情報提供に基づき、医師とよく相談した上で、9価ワクチンを選択しても差し支えないとされています。

定期接種対象者及びキャッチアップ接種対象者で、すでに予診票(2価・4価のみ記載されたもの)をお持ちの方については、9価を接種する場合には、予診票に補記することでそのまま使用可とします。(令和5年3月までに9価ワクチンを接種した場合は全額自己負担になります。ご留意ください。)

ワクチン名:2価「サーバリックス」で接種する場合

通常の接種間隔

1か月の間隔をおいて2回接種を行い、1回目接種から6か月の間隔をおいて3回目を接種

通常の接種間隔で接種できない場合のスケジュール

1か月以上の間隔をおいて2回接種を行い、1回目接種から5か月以上、かつ2回目接種から2月半以上の間隔をおいて3回目を接種

ワクチン名:4価「ガーダシル」、9価「シルガード9」で接種する場合

通常の接種間隔

2か月の間隔をおいて2回接種を行い、1回目接種から6か月の間隔をおいて3回目を接種

通常の接種間隔で接種できない場合のスケジュール

1か月以上の間隔をおいて2回接種を行い、2回目接種から3か月以上の間隔をおいて3回目を接種

(注)9価ワクチンについては、15歳未満で1回接種をしており、かつ5か月以上の間隔をおいて2回接種で完了とすることができます。詳細は厚生労働省リーフレットをご確認ください。

費用

無料
(注)ただし、指定医療機関以外で接種する場合、予診票を持参しない場合、対象年齢を1日でも過ぎた場合は有料となります。

実施場所

区内指定医療機関(リンク先に医療機関一覧が掲載されています)又は23区内指定医療機関
(注)江戸川区以外の22区の指定医療機関については、医療機関所在地の保健所にお問い合わせください。
(注)里帰り出産等の事情により、23区外の医療機関で接種を受ける場合、接種を受ける前に予防接種依頼書の発行が必要です。詳細は、江戸川区以外の医療機関で予防接種を受けるには(依頼書の発行について)のページをご覧ください。

江戸川区の接種状況

江戸川区の接種実績(接種率)は以下のとおりです。

年度 接種率
令和4年度 33.0%
令和3年度 23.9%
令和2年度 3.2%

(注)接種率は接種件数を対象者数で割った数値です。

13歳以上のお子様の保護者の方へ

保護者の同伴なしで、お子様1人での接種を希望する場合は、下記の同意書と予診票の保護者記入欄(自署欄)への記入が必要です。
(子宮頸がんワクチン予防接種専用)保護者が同伴しない場合の同意書について(PDF:137KB)別ウィンドウで開きます

このページに関するお問い合わせ

このページは健康部保健予防課が担当しています。

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