更新日:2025年3月26日
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MR(麻しん・風しん混合)1期・2期ワクチンの予防接種
MR(麻しん風しん混合)ワクチンの供給不足により、条件を満たす方は予防接種の期間が延長になります。詳しくはページ下部のMR(麻しん風しん混合)ワクチン定期接種期間延長についてをご覧ください。
麻しんについて
(注)成人の麻しんの予防接種に関する助成事業は行っておりません。
麻しんは、麻しんウイルスによって引き起こされる急性の全身感染症として知られています。
麻しんウイルスの感染経路は、空気感染、飛沫感染、接触感染で、ヒトからヒトへ感染が伝播し、その感染力は非常に強いと言われています。免疫を持っていない人が感染するとほぼ100%発症し、一度感染して発症すると一生免疫が持続すると言われています。
風しんについて
風しんは、風しんウイルスによって引き起こされる急性の風しんウイルスによっておこる急性の発疹性感染症で、風しんへの免疫がない集団において、1人の風しん患者から5~7人にうつす強い感染力を有します。
風しんウイルスの感染経路は、飛沫感染で、ヒトからヒトへ感染が伝播します。
症状は不顕性感染(感染症状を示さない)から、重篤な合併症併発まで幅広く、特に成人で発症した場合、高熱や発疹が長く続いたり、関節痛を認めるなど、小児より重症化することがあります。また、脳炎や血小板減少性紫斑病を合併するなど、入院加療を要することもあるため、決して軽視はできない疾患です。
また、風しんに対する免疫が不十分な妊娠20週頃までの妊婦が風しんウイルスに感染すると、先天性風しん症候群の子どもが生まれてくる可能性が高くなります。
接種対象者
MR1期
1歳から2歳に至るまでの方
MR2期
5歳以上7歳未満の方で、小学校就学前の4月1日から3月31日まで
(注)令和6年度は、平成30年4月2日から平成31年4月1日生まれの方が対象です。
予診票の送付時期
MR1期
1歳になる月の上旬
MR2期
小学校就学前年の4月上旬
費用
無料
(注)ただし、指定医療機関以外で接種する場合、予診票を持参しない場合、対象年齢を1日でも過ぎた場合は有料となります。
実施場所
区内指定医療機関(リンク先に医療機関一覧が掲載されています)又は23区内指定医療機関
(注)江戸川区以外の22区の指定医療機関については、医療機関所在地の保健所にお問い合わせください。
(注)里帰り出産等の事情により、23区外の医療機関で接種を受ける場合、接種を受ける前に予防接種依頼書の発行が必要です。詳細は、江戸川区以外の医療機関で予防接種を受けるには(依頼書の発行について)のページをご覧ください。
MR(麻しん風しん混合)ワクチン定期接種期間延長について
MR(麻しん風しん混合)ワクチンの供給不足により、以下に該当する方は接種期間が延長になります。
対象者
MR1期
令和6年度内に生後24月に達する、または達した方で、MRワクチンの偏在等が生じたことを理由にワクチンの接種ができなかった方
(令和4年4月2日から令和5年4月1日生まれの方)
MR2期
令和6年度における第2期の対象の方で、MRワクチンの偏在等が生じたことを理由にワクチンの接種ができなかった方
(平成30年4月2日から平成31年4月1日生まれの方)
延長期間
令和7年4月1日から令和9年3月31日まで
申請方法
対象となる方は予診票の交付申請が必要です。
母子健康手帳および本人確認書類をご持参の上、お近くの健康サポートセンターの窓口へお越しください。
関連リンク