おもちゃの病院、フードドライブ、環境活動！エコセンターでSDGs！

みなさんは日々、どのようなSDGsの取り組みをしていますか？区民のみなさんが取り組まれている身近なSDGsを、区がまとめた「SDGsえどがわ10の行動」とともに紹介します。

今回はえどがわエコセンターで実施されているエコな取り組みを取材させていただきました。

「おもちゃの病院」を通してモノの大切さを知ろう

おもちゃ病院協会が運営する「おもちゃ病院」は全国160カ所で実施され、現在、登録ドクターは2,000名にも及びます。区内ではえどがわエコセンターの他、共育プラザ平井にて開院。ロボット系から機械系など様々な玩具の修理を行っています。過去には他界されたお孫さんの肉声が録音されたぬいぐるみを修理し、「ばあば、大好き」という音声の復活を手がけたことも。ドクターの皆さんは、持ち寄られた患者さん（おもちゃ）のご家族の想いを大切に、一つずつ丁寧に修理をしています。基本的に修理代は無料ですが、部品交換などが必要な場合は料金が発生するケースもあります。当日対応が難しい場合は入院（預かり）となり通常1ヶ月で返却となります。

フードドライブでもったいない運動！

フードドライブ

「フードドライブ」とは、缶詰、インスタント・レトルト食品（冷凍・冷蔵食品は除く）、乾物など、家庭で余っている食品を福祉団体や施設などに提供する活動です。えどがわエコセンターでは2018年から地域イベントを通じた活動を開始。2020年より常設回収をスタートさせました。2022年からは、団体や企業などからも受け入れ、これまでに約9,165kg、32,972個もの食品類を提供しています。持参していただく食品の条件は3つ。「未開封で包装や外装が破損していないもの」「賞味期限まで1ヵ月以上あるもの」「びん詰ではないもの」です。現在、えどがわエコセンターでは、食品類を持参してくださった方には、エコバッグをプレゼントしています。この機会にぜひご利用ください。

他にもいろいろ、エコな活動に参加してみよう！

東なぎさクリーン作戦

「省エネのコツ講座」では家庭の省エネエキスパート・池田進先生による、家庭でできる省エネについて学ぶことができます。「多くの社会課題は我々の生活に原因があります。家庭でできる対策を学び実践すれば、光熱費を安く抑えることにもつながりますよ」と池田先生。講座では電気の検針票などを持参した方に「家庭の省エネ診断」も実施。ライフスタイルに合わせた省エネを提案してくれます。

子どもたちに人気なのは、葛西海浜公園(2018年にラムサール条約に湿地登録)にある、普段は立ち入ることができない東なぎさにて、清掃活動と共に自然観察を行う「東なぎさクリーン作戦」。東なぎさへは小型船で向かいます。ごみ拾いの後は、魚類や底生動物、水鳥などについて学べる自然観察会がスタート。豊かな自然を守る貴重な機会を体感しましょう。

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