2024年7月31日 「E.I.S(イース)健康弁当プロジェクト連携協定締結式」 本日開催

江戸川区×相模女子大学×イトーヨーカ堂が食環境整備で連携

江戸川区は本日（31日）、栄養量のバランスが整った弁当の開発・販売を通じて、区民が食を通して心身ともに健康で豊かな人生を送ることを目的に、相模女子大学（住所：相模原市／学長：田畑雅英）と株式会社イトーヨーカ堂（住所：千代田区／代表：山本哲也）の3者で連携協定を締結しました。8月7日（水曜日）から、区内2か所のイトーヨーカドーで、「頑張るあなたを！応援弁当」を限定販売します。

令和3年度江戸川区食育食生活調査によると、国の目標に比べ、区民の塩分摂取量は男女ともに高い傾向である一方、食物繊維や野菜・果物の摂取量は少ないことが分かっています。また、偏った食事などが原因となる生活習慣病の区民の有病率も、都内全体より高くなっています。

こうした背景のもと、昨年9月から産学官が連携して開発を進めてきた「E.I.S（イース）健康弁当プロジェクト」は、区食育推進基本計画における区民が望ましい行動を実践できる食環境整備を、企業などと共同で行う「Edogawaまいにちごはん」事業の一環として行います。同プロジェクトでは、調理された食品を持ち帰って食べる生活スタイルの区民が多いことに着目。手軽な弁当により健康的な食を体験し、日頃の食事選びの参考にしてもらうことを目指しています。主に相模女子大学は同プロジェクトの構築と評価、イトーヨーカ堂は商品化ならびに販売環境の構築と提供、江戸川区は企画運営と普及啓発に取り組みます。

本日（31日）10時から江戸川区役所（中央1丁目）で行われた連携協定締結式には、江戸川区斉藤猛区長、相模女子大学田畑雅英学長、イトーヨーカ堂荒谷一徳取締役執行役員販売事業部長が出席し、協定書を取り交わしました。斉藤区長は、「産学官一体となって、区民の食環境の整備をこれからも進めていきたい」と話しました。続いて、田畑学長は、「区民の健康や食生活の課題を考慮し、食を楽しんでもらえるように開発しました」と話しました。荒谷取締役執行役員販売事業部長は、「今後も食の提供によって、区民の健康課題の解決に取り組んでいきます」と話しました。また、学生が考案したレシピをもとに完成した「頑張るあなたを！応援弁当」をお披露目。区の姉妹都市であるホノルル市が発祥のロコモコをベースに、区特産の小松菜を使ったご飯や、カラフルな夏野菜のピクルスなどが入っており、主食・主菜・副菜がバランスよくとれるメニューになっています。

来月7日（水曜日）から13日（火曜日）までは、イトーヨーカドー小岩店（西小岩1丁目）とイトーヨーカドーアリオ葛西店（東葛西9丁目）で、「頑張るあなたを！応援弁当（税込754円）」を500食限定で販売。期間中の土曜日・日曜日（10日・11日）は、アリオ葛西店で相模女子大学の学生や弁当開発関係者が参加しての食育イベントも行います。