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更新日:2024年7月10日

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2024年7月10日 パリ2024 パラ水泳・辻内彩野選手 母校で壮行会

子どもたちからパワーをもらい、いざ大舞台へ

「パリ2024パラリンピック競技大会」で水泳日本代表に選ばれた辻内彩野(つじうちあやの/27歳)選手の母校である区立二之江小学校(江戸川6丁目/校長:大石吉郎/全校児童:409名)で本日(10日)、壮行会が開かれ、全校児童が辻内選手にエールを送りました。

江戸川区で生まれ育った辻内選手は、競泳選手だった両親の影響で小学3年生から水泳を始め、高校では全国大会にも出場した実力者。大学進学後、視力が徐々に下がる進行性の難病「黄斑ジストロフィー」と診断され、友人の誘いもあってパラ水泳へのチャレンジを決意しました。公式戦デビューからわずか3か月後に行われた「2017ジャパンパラ水泳競技大会」では、視覚障害の中で最も症状が軽いS13クラスの3種目で日本新記録を打ち出し、一躍トップ選手となりました。「東京2020パラリンピック競技大会」では4種目に出場し、女子50メートル自由形(視覚障害S13)など3種目で入賞。2大会連続の代表選出となるパリパラリンピックでは、女子100メートル自由形(S12)に出場します。

二之江小学校の児童たちは、これまでも卒業生の辻内選手と交流を深めてきました。2019年から開催している水泳教室では、辻内選手から夢を持つことの大切さを教わりました。2021年の東京パラリンピックでも、児童たちは寄せ書きした色紙や横断幕をプレゼント。大会出場後には、同校で報告会を行いました。今年4月、パリパラリンピックの日本代表に選ばれると、大石校長は学校を挙げて応援しようと壮行会を企画し、開催することになりました。

児童から受け取った花束を持つ辻内選手本日(10日)午後1時10分、日本代表の公式ウエアを身につけた辻内選手が体育館に現れると、全校児童は拍手で迎えました。代表の児童が「本番に向けて厳しい練習が続くと思いますが、私たちはいつでも応援しています」とエールを送りました。その後、児童から花束を受け取った辻内選手は、「東京パラリンピックの記録よりも速く泳いで、自己ベスト更新することを皆さんに約束します。帰国後に良い報告ができるよう頑張ります」と意気込みを語りました。最後に、辻内選手を囲んで記念撮影を行いました。

壮行会を終えた辻内選手は、「子どもたちのまっすぐな応援にパワーをもらいました。良い成績を残して帰ってきたいと思います」と活躍を誓いました。花束を渡した児童は、「頑張ってほしいという気持ちを込めて花束を渡しました。大会での活躍を応援したいと思います」と話しました。

(注)辻内彩野選手の「辻」の字は「一点しんにょう」

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