更新日:2024年7月4日
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2024年7月4日 「学校カヌー教室」 実施
区カヌー協会メンバーが児童に手ほどき
区立二之江第二小学校(春江町5丁目)では本日(4日)、学校プールを活用したカヌー教室が開かれました。5・6年生の児童97名が、江戸川区カヌー協会のメンバーらにカヌーの乗り方などを教わりました。区では、同協会などの協力を得て、区内全小学校66校で教室を開催しています。
東京2020オリンピック競技大会では、区内の「カヌー・スラロームセンター(臨海町6丁目)」で、カヌースラローム競技が行われました。区は、機運醸成のため、より身近にカヌーを体験できる場として「新左近川親水公園カヌー場(臨海町2丁目)」を2019年6月にオープン。初心者向けのカヌー体験教室のほか、2021年からは「江戸川区長杯カヌー・スラローム大会」を開催しています。
江戸川区カヌー協会は、区内のカヌー愛好者団体を中心に、2016年3月に設立。各種カヌー教室の開催などを通じて、区民へのカヌーの普及啓発や競技者の発掘・支援をしています。
「学校カヌー教室」は、小学校のプールを利用して、区カヌー協会のメンバーなどがカヌーの乗り方やパドルの操作方法などを子どもたちに教える特別授業で、2015年度から実施しています。区は、全ての児童にカヌーの楽しさを体感してもらおうと、2021年度からは区内全小学校で実施。3年目となる今年は、9月までに24校で行います。
本日(4日)午前9時50分、6年2組の児童31名が、ヘルメットとライフジャケットを装着してプールサイドに整列。初めに、区カヌー協会のメンバーが、カヌーへの乗り降りの仕方や進行方向に合わせたパドルの使い方などについて説明しました。その後、児童はプールに浮かべられたカヌー(一人用)に一人ずつ順番に乗艇。ほとんどの児童が初のカヌー体験とあって、初めはカヌー同士での衝突が多かったものの、徐々に上手にパドルを操作できるようになりました。最後は4名1組の8チームに分かれてリレーで対戦。25メートルプールを反時計回りに1周し、各チームのスタート地点に戻ったらバトンタッチします。子どもたちは爽快に水辺を走り、終始笑顔で楽しんでいました。本日は環境省の「熱中症警戒情報」が発表されており、小まめな休憩や水分補給の呼びかけ、プールサイドに水をまくなど、熱中症対策を講じながらの実施となりました。
初めてのカヌー体験を終えた児童は、「最初は思った方向に進まず難しかったですが、慣れてくるとだんだん漕げるようになって楽しかったです。また乗ってみたいです」と笑顔で話しました。
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