更新日:2024年7月26日
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2024年7月26日 「金魚アク和リウム」 明日(27日)から開催
和を意識した幻想的な空間で金魚を鑑賞
良質な金魚の産地として知られる江戸川区。金魚の養魚場に近い「新川さくら館(船堀7丁目)」では、風鈴や流木などを配置し和を意識した空間で優雅に泳ぐ金魚を楽しむ企画展「金魚アク和リウム~江戸の夏を彩る金魚の雅~」を、明日(27日)から8月12日(月曜日・祝日)まで開催します。
江戸川区内での金魚の養殖は、明治時代末期から始まったと言われています。1940年頃に生産最盛期を迎え、愛知県弥富市、奈良県大和郡山市と並ぶ、金魚の日本三大産地の一つとして数えられました。区特産の「江戸川リュウキン」は全国大会で受賞するなど、良質な産地として高い評価を得てきました。現在は、船堀に2軒の養殖業者を残すのみとなっています。
新川周辺の歴史を後世に伝える地域の交流拠点として、2013年7月1日にオープンした「新川さくら館」は、江戸時代の蔵と大店(おおだな)をイメージして造られ、館内には伝統工芸品などを販売するお休み処が設けられています。年間を通じて、伝統文化や歴史を紹介する催しが開かれています。
「金魚アク和リウム」は、和風の装飾で彩られた空間で優雅に泳ぐ金魚を鑑賞し、涼を感じてもらおうと企画されました。会場では、「琉金」や「らんちゅう」、「オランダシシガシラ」など約20種150匹の金魚を、球形の水槽や色彩が変化する水槽などに展示。今年は金魚の種類を昨年の約2倍に増やしました。照明の明るさを抑え、風鈴や流木、朝顔などで和のテイストを醸し出した場内は、ライトアップされた水槽の中でゆったり泳ぐ金魚と相まって、幻想的な空間となっています。会場の一角では、金魚すくい(1回200円)も毎日楽しめます。
また、同館と新川沿川には、8月18日(日曜日)まで、竹ひごや和紙を使って金魚を模した「金魚ちょうちん」も約400個設置。日没に合わせて午後6時30分から明かりを灯し、夜風に揺れて昼間とは違う表情を見せています。さらに、8月2日(金曜日)・3日(土曜日)は、「金魚ちょうちん和船(午後4時~・午後5時~・午後6時~/定員各54名/1回600円)」を運航。NPO法人和船の会が漕ぎ手となり、川面で夕涼みを満喫できます。
同館の瀧野瀬由美(たきのせゆみ)館長は、「新川の江戸情緒あふれる景観にマッチするよう、和の雰囲気にこだわっています。幻想的な空間の中で、区になじみ深い金魚を多くの方に楽しんでもらいたい」と話しています。
金魚アク和リウム~江戸の夏を彩る金魚の雅~
開催日時:令和6年7月27日(土曜日)~8月12日(月曜日・祝日)午前10時~午後6時
(注)8月2日(金曜日)・3日(土曜日)は午後8時まで
会場:新川さくら館(船堀7丁目15番12号/03-3804-0314)
入場料:大人300円、小学生以下100円(3歳以下無料)
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