更新日:2024年7月22日
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2024年7月20日 「第53回江戸川区特産金魚まつり」 本日から開催
涼を求めて大にぎわい 金魚づくしの2日間
良質な金魚の産地として知られる区特産の金魚を広く紹介し、淡水魚養殖業の振興を図ろうと、「第53回江戸川区特産金魚まつり」が本日(20日)から明日(21日)まで、区立行船公園(北葛西3丁目)で開催されています。区内外から金魚愛好家や親子連れなどが来場し、会場は大いににぎわいました。主催は、江戸川区特産金魚まつり実行委員会及び江戸川区。
江戸川区内での金魚の養殖は、明治時代末期から始まったと言われています。1940年頃に生産最盛期を迎え、愛知県弥富市、奈良県大和郡山市と並ぶ、金魚の日本三大産地として数えられました。区内産の金魚は全国大会で受賞するなど、良質な産地として高い評価を得てきました。現在は、船堀に2軒の養殖業者を残すのみとなっています。
同まつりは1972年から開催しており、今年で53回目。例年、夏休みを迎えた子どもや親子連れ、金魚愛好家などが会場を埋め尽くします。4年ぶりの開催となった昨年は、2日間で例年より約9千人多い約5万4千人が会場を訪れました。そのため、今回から会場を約1.5倍に拡大し、これまでよりもゆっくり金魚を楽しむことができるようになりました。
本日(20日)、会場には、琉金やキャリコなど生産者自慢の金魚やメダカ約20種6千匹が泳ぐ水槽がずらりと並び、来場者がお気に入りの金魚を買い求めていました。なかでも一際長い行列をつくっていたのが「金魚すくい」コーナー。中学生以下は無料で参加でき、1匹もすくえなくても2匹の金魚がもらえます。水面に顔を近づけて金魚をじっくりと観察し、狙いを定めて一気にすくい上げる様子は、真剣そのもの。親子連れを中心ににぎわい、夏ならではの体験に笑みがこぼれていました。また、「高級金魚すくい」では、ランチュウやオランダシシガシラなどの高級品種を扱っており、参加者が目当ての金魚を慎重に追いかけていました。ほかにも、金魚の飼育相談や、金魚の柄が描かれた江戸風鈴の販売などが行われ、会場はまさに金魚づくし。区内外から訪れた来場者は、思い思いに夏の一日を楽しんでいました。
開催を心待ちにしていたという女性は、蝶尾(ちょうび)や水泡眼(すいほうがん)など7匹の金魚を購入。「コロナ禍の前までは毎年訪れていましたが、自宅で飼っている金魚に友達をつくろうと思い、久しぶりに来ました。元気な金魚を手に入れることができて満足です」と笑顔で話しました。
「第53回江戸川区特産金魚まつり」は、明日(21日)も午後4時まで開催。金魚購入者のうち先着500名には、区金魚応援キャラクター「えど金ちゃん」グッズなどを無料配布します。
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