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更新日:2023年3月29日

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2023年(令和5年)3月29日 男女共同参画の視点に立った表現ガイドラインを策定

固定観念にとらわれず、多様な受け手を想像して

江戸川区では、区が情報発信を行う際に、男女共同参画の視点に立って、より適切で望ましい表現を、自ら考えるための手がかりや目安として「男女共同参画の視点に立った表現ガイドライン」を策定しました。区が発信する広報物などに活用します。

区は令和4年4月1日に、多様性を尊重し、自分らしく生きることのできる社会の実現を目指し、「江戸川区性の平等と多様性を尊重する社会づくり条例」を施行。「ドメスティック・バイオレンス等の人権侵害の根絶」や「性的指向や性自認に関する自己決定の尊重と日常生活上の困難等の解消」、「性別による固定的な役割分担意識にとらわれない多様な生き方の選択」など、8つの基本理念を定めています。一方、「性別等に起因する人権侵害の禁止」や「性的指向、性自認に関して、本人の意に反した公表及び公表の強制等の禁止」、「性別等に起因する人権侵害に当たる表現を用いない十分な配慮」を禁止事項等として明文化しています。区ではこれまで、本条例に基づき、男女共同参画に関する意識啓発や理解促進を目的とした講座の開催など、様々な取り組みを進めてきました。

表現ガイドラインの表紙

本ガイドラインは、「江戸川区性の平等と多様性を尊重する社会づくり条例」に規定する施策の一環として策定。固定観念にとらわれず、多様な受け手に共感が得られる、より適切で望ましい表現を、自ら考えるための手がかりや目安を示しています。対象は、区が発信する広報誌やパンフレットなどすべての情報です。ガイドラインでは、「登場人物に偏りのある表現」、「過度に男女を区別した画一的な表現」、「性別によって異なる言葉」など、6つの項目を掲載。事例を紹介するとともに改善ポイントを、イラストを活用してわかりやすく紹介しています。また、作成した広報物などが適切で望ましい表現となっているかを確認するチェックシートも掲載しています。

具体的に「登場人物に偏りのある表現」では、区からの情報を性別等にかかわりなく、すべての人に平等に伝えるために、登場人物等をバランスよく表現するように解説。“複数の登場人物の中で、女性または男性が極端に少なくなっていないか”と注意点を記載するとともに、“人物の写真やイラストを掲載するときには、対象者が性別によって限定されている印象にならないようにすること”など、適切な表現をする際の目安を紹介しています。

人権や男女共同参画を担当する総務部丸山茂副参事は、「これまで何気なく使ってきた表現に潜む無意識の思い込みへの気づきを促し、男女共同参画の更なる推進を目指します」と話しています。

URL:男女共同参画の視点に立った表現ガイドライン 江戸川区ホームページ

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