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更新日:2023年3月13日

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2023年(令和5年)3月13日 「花の名所」PRポスター完成

専門学校生が制作 15日(水曜日)からJR小岩駅などで掲出開始

区内の「花の名所」を広く知ってもらおうと、学官連携で区と専門学校の生徒がPRポスターを制作しました。テーマは桜とハナショウブが咲き誇る江戸川区の花の名所。見頃の時期に合わせてJR総武線の小岩駅や東京メトロ東西線葛西駅などの区内主要駅の構内に掲出されます。

受賞者の写真

「花の名所」PRポスターは、区の花の名所の魅力を区内外に発信することで、多くの人に江戸川区を訪れてもらおうと、公益財団法人えどがわ環境財団が2018年度から始めた取り組み。今年は、「江戸川区のさくら」と、色鮮やかな5万本のハナショウブが咲き誇る「小岩菖蒲園(北小岩4丁目)」の2部門です。

PRポスターのデザインに取り組んだのは、区内の「東京コミュニケーションアート専門学校(西葛西5丁目)」クリエーティブデザイン科の1年生130名。区が提供した写真を利用して昨年10月から11月までに104点の作品が制作され、校内での選定と区職員で構成する審査会によって、各部門から採用作品が決まりました。

「江戸川区のさくら」をテーマにした桜部門のポスターに採用されたのは、小山田 恵(おやまだ めぐみ/19歳)さんのデザイン。スマートフォンで桜を撮影する瞬間を切り取った構成が、桜をより一層引き立てていると評価されました。「小岩菖蒲園」の花菖蒲部門には、神 康貴(じん やすたか/24歳)さんがデザインした作品が採用されました。花を全面に押し出したデザインは、菖蒲田の中に立ってショウブを眺めているような臨場感を楽しめると審査員に好評でした。

「江戸川区のさくら」をデザインした小山田さんは、「シンプルだけど目を惹くデザインにすることを意識し、一目で内容が伝わるポスターを目指しました。たとえ隣にいなくても、スマホを通して大切な人と思い出を共有できる、花見の楽しみ方はひとつではないことをメッセージとしてポスターに載せました」とコメント。また、「小岩菖蒲園」をデザインした神さんは「ポスターを駅でパッと見たときに花の見ごろがわかるよう、『江戸川の初夏の彩り』というキャッチコピーにこだわりました。ポスターを見た人が実際に行ってみたいと感じてもらえたら嬉しいです」と話しました。

採用されたポスターは、区内の駅構内や区民施設など28ケ所で掲示。「江戸川区のさくら」は15日(水曜日)から、「小岩菖蒲園」は5月中旬以降、花の見頃に合わせて順次貼り出される予定です。また、応募されたデザイン104点のうち各部門の一次選考通過作品各10点を、4月から5月頃に順次アリオ葛西店(東葛西9丁目)で展示します。

公益財団法人えどがわ環境財団 茶谷 信一(ちゃや しんいち)事務局長は、「専門学校生たちの若い感性により、江戸川区の魅力を発信できる素敵なポスターが完成しました。ポスターをきっかけとして若い人にも桜や菖蒲を実際に見に来てもらい、写真をSNSに載せてもらうことで、区の花の名所が広まることを期待しています」と話しています。

江戸川区のさくらのポスターデザイン小岩菖蒲園のポスターデザイン

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