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更新日:2023年3月10日

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2023年(令和5年)3月10日 第35回東京大空襲江戸川区犠牲者追悼式

犠牲者を追悼し、平和への誓い新たに

東京大空襲から78年となる本日(10日)、小松川さくら公園(小松川3)にある「世代を結ぶ平和の像」前では、犠牲者を追悼し恒久平和を願って「第35回東京大空襲江戸川区戦災犠牲者追悼式(主催:東京大空襲江戸川区犠牲者追悼・世代を結ぶ平和の像の会/代表幹事:楠田正治(くすだまさはる)」が開催され、犠牲者遺族や地域住民、区議会議員らおよそ150名が参加しました。

昭和20年(1945年)3月10日の東京大空襲では、未明の爆撃で辺り一面が火の海となり、見渡す限りが焦土になりました。本区における被害は、死者約800人、負傷者約5,800人、被害家屋約11,000戸、罹災者は約40,000人に上りました。

「東京大空襲江戸川区戦災犠牲者追悼式」は、犠牲者を追悼し恒久平和を願うため、平成元年(1989年)から開催され、今回で35回目を迎えます。式典は、新型コロナウイルス感染症拡大の影響により、令和2年(2020年)から開催を見送っていましたが、4年ぶりに開催されました。

追悼式本日(10日)午後3時、小松川さくら公園で行われた追悼式には、、犠牲者遺族や地域住民、区議会議員らおよそ150名の方が参加。全員で黙とうを捧げた後、主催者を代表して楠田正治さんが挨拶しました。楠田さんは「今回で35回を迎えることができました。戦争を知らない子どもたちに、戦争の悲惨さを語り継ぐ活動を続けていきたい」と話しました。次に斉藤猛区長は「再び戦争の過ちを繰り返さないように、戦争の記憶と平和の尊さをしっかりと後世に伝えていきたい」と話しました。

小松川さくら公園内の「世代を結ぶ平和の像」の前には、午後4時まで献花台が置かれ、式典参加者が平和を願って献花を行い、犠牲者を追悼しました。なお、会場近くの小松川さくらホール(小松川3)1階の江戸川区平和祈念展示室では、戦争資料や解説パネルなどの約100点が常設展示されており、式典参加者が訪れていました。

追悼式に参加した80代女性は「悲惨な戦争は二度と繰り返してほしくない。子どもたちに平和の大切さを伝えていきたい」と涙ながらに話しました。

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