更新日:2023年3月17日
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国内で最も多くのインド人が暮らす江戸川区。区内の農家で生産されたインド野菜「メティ」をつかった料理教室が19日(日曜日)に「小岩アーバンプラザ(北小岩1丁目)」で開催されます。主催は、えどがわメティ普及会。この取り組みは、江戸川区魅力発信発掘応援事業の認定事業です。
インド料理に欠かせないマメ科のメティは、インドや中東などで栽培され、シャキシャキとした食感で、ほろ苦い味が特徴。種や葉を乾燥させたものは香辛料として輸入されていますが、これまで生野菜は国内で流通していませんでした。
「えどがわメティ普及会」は、社会貢献を目指す人を応援するために区が設立した「江戸川総合人生大学」の卒業生によって結成されたグループ。「新鮮なメティを食べたい」という区内のインド人の声を受け、都市農業が盛んな区内の小松菜農家に掛け合い、生産にこぎつけました。江戸川産のメティは、本場インドよりもまろやかな味とあって評判も上々。現在は、インド食材店で購入できるほか、インド料理店などでも楽しむことができ、さらに販路拡大に取り組んでいます。
今回の料理教室は「えどがわメティ」を使い、食文化を通じた相互交流を図ろうと開催されます。中国東北部出身で区内在住の唐秀玉さんを講師に迎え、皮から作る水餃子を教わります。具材には、江戸川産のメティや豚肉などを使い、もちもちの皮と野菜たっぷりの餃子に仕上げます。他にも、焼き餃子や中国の家庭でお祝いの席に振舞われる中華風おやきもつくる予定。多文化共生のまちで、国籍や世代を超えた交流を図ります。
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