更新日:2023年3月30日
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江戸川区は、カーボン・マイナス社会の実現に向けた官民連携体制を構築するため、本日(30日)、「江戸川区しんきん協議会(注)」と連携協定を締結しました。協定では、脱炭素経営に取り組む区内事業者を支援することとしています。
(注)区内に営業所を有する信用金庫7金庫(小松川信用金庫、東榮信用金庫、東京東信用金庫、朝日信用金庫、東京ベイ信用金庫、興産信用金庫、東京シティ信用金庫)
この協定により、区が2022年(令和4年)12月に公表した「みんなで『いまの生命(いのち)』と『みらいの地球』を守る計画」(江戸川区気候変動適応計画)の目標である、2050(令和32)年度までにカーボン・マイナス社会の実現に向けて加速を図ります。
中小企業を主とした区内約2万の事業者の9割以上と取引関係のある区内に本支店を構えている信用金庫と連携することで、事業の経営改善の視点をもって、脱炭素化に有効な対策への投資を後押ししてまいります。江戸川区は、官民連携を発展させながら、カーボン・マイナス社会の実現と地域経済の発展との両立を目指します。
本日(30日)13時15分から、グリーンパレス(松島1丁目)にて行われた協定締結式には、江戸川区斉藤猛区長と同協議会の高橋桂治(たかはしけいじ)会長(小松川信用金庫理事長)らが出席し、協定書が取り交わされました。協定の内容は、1セミナー開催等脱炭素経営の実現、経営課題解決に役立つ情報発信、普及啓発に関すること2脱炭素経営の実現、経営課題解決に取り組む企業等への支援に関すること3その他カーボン・マイナスの推進に関すること。具体的には、新年度(令和5年度)から官民連携による(仮称)脱炭素セミナーの開催、公的支援などの情報共有や事業者間の交流などを予定しています。
締結式の中で斉藤区長は、「災害対策につながるカーボン・マイナスは、区民の命を守る最初の一歩です。企業の皆様への脱炭素の働きかけを、皆様と協力をしあいながら進めていきたいと思います」と話しました。また、高橋会長は、「カーボン・マイナスの達成は、中小企業の皆様の力添えが必要です。区内事業者とつながりを持つ信金ならではの強みを生かし、積極的に区と手を携えて進めてまいります」と話しました。
なお、20日(月曜日)にも「東京商工会議所江戸川支部」と同様の協定を締結しています。
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