2023年（令和5年）3月28日　投票済証に「魔法の文学館」のシンボルイラストとロゴタイプ

“若い世代の投票率アップヘ、初の試み！”

4月の江戸川区長選挙と区議会議員選挙を前に、区選挙管理委員会は、投票率の向上につなげようと、今年11月にオープンする「魔法の文学館（江戸川区角野栄子児童文学館）」のシンボルイラストとロゴタイプをあしらった投票済証を制作しました。期日前投票所や当日の投票所で投票した希望者に配布します。

区選挙管理委員会では、多くの方に投票の機会をつくろうと、大型商業施設などに期日前投票所を増設し、投票の利便性を向上させてきました。また、投票率が低い若者に向け、選挙や政治に関心をもってもらうことを目的に、小学生や中学生が参加するポスターコンクールや都立高校での模擬投票の実施、若い世代の区民が出演するPR動画の制作などに取り組んできました。

「投票済証」は、選挙の投票後にその証明として選挙管理委員会が交付するもので、希望者は投票所で係員から受け取ることができます。勤務先の休暇申請や、「センキョ割」といった飲食店などでの代金の割引が受けられるサービスなどに利用されています。

今回、さらなる投票率向上に向けて、投票済証に印刷したのは、「魔女の宅急便」の作者で、区ゆかりの国際アンデルセン賞作家角野栄子さんを主人公キキに見立てた、文学館のシンボルイラストとロゴタイプ。今年11月になぎさ公園（南葛西7丁目）にオープンする「魔法の文学館（江戸川区角野栄子児童文学館）」のシンボルイラスト及びロゴタイプで、館のPRも兼ねています。

投票済証は4月17日（月曜日）から、区内10カ所の期日前投票所（江戸川区役所、小松川区民館、葛西区民館、小岩区民館、東部区民館、鹿骨区民館、船堀コミュニティ会館、しのざき文化プラザのほか、民間商業施設のアリオ葛西とイオン葛西店）で、投票を終えた希望者に配布します。また、投票日当日（23日）も各投票所で配布します。

区選挙管理委員会佐久間義民事務局長は、「知名度が高く、多くの世代に親しみやすい作品を活用することで、選挙に関心をもってもらい、投票率の向上につなげていきたい」と話しています。