2022年（令和4年）12月22日　都内初！マイナポイント申請手続きリモート支援を試験的に開始

ポイントの取得手続きが身近な窓口で可能に

江戸川区では、マイナンバーカードの交付需要が増加していることを受け、区内4カ所のマイナンバーカード交付窓口で、リモートによるマイナポイントの付与登録を支援する実証実験を都内で初めて開始しました。区マイナンバー関連業務を請負う「キャリアリンク株式会社（社長：成澤 素明／新宿区西新宿2丁目）」と連携して実施しています。

区では、マイナンバーカード取得者に最大2万円分のポイントを付与する国の「マイナポイント第2弾」の実施に伴い、開始当初の今年7月には1日10件程度だったポイント申請についての相談件数が1日100件を越えるなど、問い合わせが急増。そのため、「船堀交付センター（タワーホール船堀3階）」、「マイナンバーカード専用窓口（本庁舎）」、「申請サポート窓口（葛西健康サポートセンター3階）」の3カ所でマイナポイントの申請手続きをサポートする支援員を配置しました。あわせて、区内4カ所の交付窓口にマイナポイントの申請が可能なパソコンを設置するなどして、窓口の混雑緩和を図りました。

今回のリモート支援は、区のマイナンバー関連業務を請け負う「キャリアリンク株式会社」が窓口対応のDXの一環で試験的に実施。区内4カ所のマイナンバーカード交付窓口（現在は、東部事務所のみ設置。小松川事務所、小岩事務所、鹿骨事務所は令和5年1月以降に順次、設置予定）に、カメラ付きの専用端末を設置し、オペレーターとオンラインで繋ぎます。利用者は、マイナンバーカードや申請に必要なキャッシュレス決済サービスのID及びセキュリティコードなどを持参。窓口に設置された端末でログイン後、ビデオ通話によりオペレーターが遠隔操作でマイナポイントの申請手続きを行います。窓口は予約不要で、3月末までの開設を予定しています。これにより、区内7カ所でマイナポイント申請に関する相談が可能になり、カード交付窓口の待ち時間の短縮に繋げます。

生活振興部マイナンバー推進課の流英一課長は、「端末操作に不安を抱えている方でもリモートでの支援を活用することで、身近な窓口でポイント申請が可能になります。スムーズな支援により、業務の軽減と利用者の待ち時間を短縮したい」と話しています。