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更新日:2022年12月2日

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2022年(令和4年)12月2日 「第2回えどがわBOXART展」開催中

段ボールアートの第一人者!東京藝術大学学長の日比野克彦氏が企画・監修

SDGsの理念である「誰一人取り残さない」、特に多様性の尊重を考えるきっかけにしてもらおうと、段ボールアートの第一人者として知られる東京藝術大学学長の日比野克彦氏が企画・監修した「第2回えどがわBOXART展~箱の中に自分を表現してみよう 箱の中にある他者の気持ちを受け入れてみよう~」を区総合文化センター(中央4丁目)で開催しています。18日(日曜日)まで。

展覧会の様子

ボックスアートとは、箱の中や箱自体に絵を描いたり、モノを配置したりすることで、一つのテーマを表現する美術作品。空間をデザインすることで、製作者の世界観を体現でき、特別な材料を要せずに誰でも簡単に取り組めるため、学校の授業などでも行われています。

今回の展覧会を企画・監修したのは、東京藝術大学学長の日比野克彦氏。段ボールアートの第一人者として知られています。テーマには、“自分ってなんだろう”、“他者ってなんだろう”、“共に生きるってなんだろう”という3つの問いが込められており、自分の作品が誰かの手に渡ることを想像することによって、アートの根幹である他者に伝える魅力を感じることができます。来場者が気に入った作品を持ち帰れる点が特徴です。

会場である区総合文化センターセンターロビーには、月に餅つきをするウサギが映る様子を表現したものやたくさんのマスクがおしゃべりしているイメージで作られたものなど、段ボール、紙、木など材質や大きさも様々な全114作品がずらりと並んでいます。今年の江戸川区長賞に選ばれたのは、アルミ缶を切り抜いて魚や海藻を表現した作品。身近にある素材を使用して作られている点や箱自体にすりガラスを使って奥行きを感じられるような工夫をしている点などが評価されました。そのほか日比野克彦賞として、51作品・39個の賞が選ばれました。

「手先の器用な方、家族みんなで作った方、障害を持った方などから作品が集まり、それぞれの個性を感じることができる」という日比野さんは、「持続可能な社会の実現には想像力を養うことが大切。作品を通して顔の見えない他者を想像し、他者の気持ちを受け入れることは、SDGsのゴールすべてにつながっていると思う」と話しています。

「第2回えどがわBOXART展」は18日(日曜日)まで。11日(日曜日)には、日比野氏によるワークショップや区長賞と日比野克彦賞の表彰式を実施。作品の受け渡しは、21日(水曜日)からを予定しています。

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