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更新日:2022年12月1日

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2022年(令和4年)12月1日 魔法の文学館(江戸川区角野栄子児童文学館) クラウドファンディング 本日(1日)開始

『魔女の宅急便』の作者として知られる江戸川区ゆかりの国際アンデルセン賞作家・角野栄子(かどのえいこ)さんの作品の世界観などを発信する「魔法の文学館(江戸川区角野栄子児童文学館)」が来年11月、「なぎさ公園・展望の丘(南葛西7丁目)」に開設します。区は、多くの方に愛され続ける施設とするため、施設の運営資金の一部に充てようと、個人や企業から寄附を募るクラウドファンディングを本日(1日)から開始しました。

完成イメージ

幼少期から20代前半までを北小岩で暮らした角野栄子さん。江戸川のほとりで遊んだ体験などが創作活動に生かされています。国際的にも高く評価され、2018年に児童文学の「小さなノーベル賞」といわれる「国際アンデルセン賞作家賞」を受賞。翌年、区は「江戸川区区民栄誉賞」を創設し、角野さんの偉業を称えました。区はこれまでの功績や作品の世界観、児童文学の素晴らしさを発信する児童文学館の開設を決定。設計パートナーとして世界的に著名な建築家である隈研吾氏などを迎え、来年11月に開設予定です。

建物の外観は、花のように軽やかに広がるフラワールーフが特徴的で、外装は、季節の花々が咲く公園内の環境に溶け込むよう、ニュートラルホワイトでデザインしています。館内に入ると、角野さんのテーマカラーである「いちご色」に彩られた印象的な世界が広がります。展示エリアでは「魔女の宅急便」の舞台「コリコの町」や、角野さんのアトリエを再現した常設展示室、様々な展示を行える企画展示室がつくられます。読書エリアには「子どもから大人までが読めるおもしろい物語」をテーマに角野さんが選書した約9000冊を揃えています。また、旧江戸川を望むことができるカフェでくつろぐこともできます。

館内イメージ

同施設は、「子どもたち自身が心を動かして、面白さを見つけ、感じて、そこから自分の世界を発見して、想像力豊かな心を育めるような施設」がコンセプト。これに賛同してもらい、多くの方に愛される文学館にしようと、区はふるさと納税制度を活用したクラウドファンディングを実施し、個人や企業から広く寄附を募ります。寄附金は、同館で開催予定の企画展やイベント費用などの運営費用に活用。1万円以上の寄附をした方にはお礼状を送付します。30万円以上の寄附をした方には、角野さん考案の本の題名を印字した本型の銘板に、寄附者の名前を印字して館内に展示する予定です。

児童文学館を担当する新庁舎・施設整備部計画課の田森健志(たもりたけし)課長は、「クラウドファンディングにご協力いただき、皆さんと一緒にいつまでも愛され続ける魅力あふれる児童文学館を作りあげていきたいと思います」と話しています。

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