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更新日:2025年4月21日

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有毒植物による食中毒にご注意ください!!

春先から初夏にかけて、有毒植物を間違えて食べたことによる食中毒が多く発生しています。

毎年、イヌサフラン、バイケイソウ、スイセンなどの有毒植物を食べたことによる食中毒事例が全国で報告されています。令和6年度は、事件数14件、患者数24名、死者数2名でした。(詳細は以下の厚生労働省や東京都保健医療局のホームページをご覧ください。)

食用であるかどうかが分からない植物は、絶対に「採らない」、「食べない」、「売らない」、「人にあげない」
また、野草等を食べて体調が悪くなったら、すぐに医療機関を受診しましょう。

主な有毒植物

有毒植物の一例を紹介します。この他にも有毒植物はいろいろあります。(有毒植物の詳細は厚生労働省や東京都保健医療局のホームページをご覧ください。)

有毒植物 中毒症状 間違えやすい食用植物
スイセン【葉、球根】 おう吐、胃腸炎、下痢、腹痛など。

【葉】ニラ

【球根】タマネギ、ノビル

イヌサフラン【葉、球根】

おう吐、下痢、皮ふの知覚減退、呼吸困難。

重症の場合は死亡することもあります。

【葉】ギョウジャニンニク、ギボウシ

【球根】タマネギ、ジャガイモ、ミョウガ

クワズイモ【茎・根茎】 くちびるのしびれ、口の中のむくみ、胃痛。 【茎・根茎】サトイモ
バイケイソウ類【葉】

吐き気、おう吐、手足のしびれ、呼吸困難、脱力感、めまいなど。

重症の場合は死亡することもあります。

【葉】オオバギボウシ(ウルイ)、ギョウジャニンニク
チョウセンアサガオ【葉、果実・つぼみ、種子、根】 おう吐、瞳孔散大、呼吸の乱れ、けいれん、呼吸困難など。

【葉】アシタバ、モロヘイヤ

【果実・つぼみ】オクラ

【種子】ゴマ

【根】ゴボウ

トリカブト【葉】

おう吐、下痢、手足や指の麻痺。

重症の場合は死亡することもあります。

【葉】ヨモギ、モミジガサ、ニリンソウ

最近の有毒植物による食中毒事例

イヌサフランを間違え食べてしまった死亡事例

発生年月日 令和6年4月23日
発生場所 札幌市
概要 イヌサフランを間違えて食べたと考えられる2名が自宅で死亡した。味噌汁の残品からイヌサフランに含まれる有毒成分のコルヒチンが検出された。
患者 2名
主な症状 不明

バイケイソウをウルイ(オオバギボウシ)と間違えて食べてしまった

発生年月日 令和6年4月11日
発生場所 山形県家庭
概要 家族がバイケイソウをウルイ(オオバギボウシ)と間違えて採取し、自宅で食べ、食中毒症状を発症した。
患者 1名
症状 舌と口の周りのしびれ

スイセンをニラやタマネギと間違え食べてしまった

発生年月日 令和6年4月8日
発生場所 前橋市家庭
概要 自宅の庭で採ったスイセンの葉をニラと間違えて食べて、食中毒症状を発症した。
患者 2名
症状 おう吐、吐き気

 

発生年月日 令和5年5月28日
発生場所 千葉県家庭
概要 知人から譲り受けたスイセンの球根をタマネギと間違えて食べて、食中毒症状を発症した。
患者 7名
症状 おう吐など

有毒植物の詳細については以下をご覧ください

問い合わせ先

江戸川保健所生活衛生課

食品衛生第一係・第二係

電話番号:03-3658-3177(代表電話)

このページに関するお問い合わせ

このページは健康部生活衛生課が担当しています。

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